宮城県七ヶ浜町支援報告【第 5 報】

RSY浦野です。
3月29日(火)、30日(水)・宮城県七ヶ浜町での被災者支援活動の報告です。
【被害概要(3月30日8:00現在:七ヶ浜町災害対策本部調べ)】
・死者:55名(うち身元不明者:3名)
・安否確認不明者:19名
・負傷者:17名
合計:91名
kasetsu.jpg[仮設住宅]
・3月28日に第一次分を着工。第一スポーツ広場に100戸を建設。1カ月程度で完成予定。第2着工分は近く詳細を発表予定だが、資材や作業員の確保が難航しているため、必要戸数の整備には時間がかかる見込み。高齢者・障害者、乳幼児のいる世帯から優先入居できるよう検討中。
[避難所]
松ヶ浜小学校、生涯学習センター(中央公民館)、七ヶ浜国際村、七ヶ浜中学校(武道館)、亦楽小学校(全6施設・避難者:1,068名)
※ライフライン等、その他の詳細情報
上記情報は、七ヶ浜町災害対策本部発行「がんばろう七ヶ浜!!しちがはま災害復旧情報」より抜粋(七ヶ浜町HPにて毎日更新中)
http://www.shichigahama.com/jishin/info110330.pdf

○RSYの活動
■人員体制
・第2陣:3月28日夜現地到着。29日にボランティア7名が第1陣より活動を引き継ぐ。
・第1陣:29日夜現地出発。30日早朝無事名古屋到着(RSY浦野・関口含む)
※お詫びと訂正
当初第3陣募集は4月1日からとお知らせしていましたが、調整期間が短すぎるため、仕切り直しとなりました。募集準備が整い次第、日程・要綱を近日中にお知らせ致しますので引き続きご協力をお願いします。
・4月2日よりRSY浦野・栗田、他ボランティア数名が現地入りする予定。4月4日~7日まで「日本財団ROADプロジェクト」より足湯隊30名が別途現地入りするため、その受け入れと今後のボランティア活動拠点の整備等の調整にあたる。
※「日本財団ROADプロジェクト」とは?
RSYが事務局を務める「震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)」が「日本財団ROADプロジェクト」の支援を得て行っている、東日本大震災被災者支援活動。
ashiyu29.jpg■RSY足湯ボランティア(中央公民館)
(3月29日)
・地元大学生、中高生、社会人の方、RSYスタッフ10名。
・11:00~12:00足湯講習会を行い、14:00~15:00まで足湯実施。
・高齢者を中心にした22名が足湯に参加
(3月30日)
・地元大学生、中高生、社会人の方、RSYスタッフ10名程度。
・11:00~12:00足湯講習会を行い、14:00~15:00まで足湯実施。
・高齢者を中心にした36名が足湯に参加
■七ヶ浜町災害ボランティアセンターのサポート
・ボランティア受付・マッチングの手伝い
■避難所支援のサポート
・看護・介護チームによる「おしぼり隊」の稼働
足湯ボランティアで聞き取った「つぶやき」の中で、「お風呂に入れないことが辛い」という声が多かったため、既に活動していた看護・介護チームに報告・相談したところ、温かいおしぼりを使った『清拭』が提案された。中央公民館の一角を清拭スペースに借り、29日午前中より実施。口コミで希望者が広がり「きもちよかった、すっきりした」と好評であった。今後も週2回程度継続実施できるようチーム内で調整したいとのこと。
・お茶会
日中「何もすることがない」「運動不足」との声が多かったため、地元の大学生、主婦のボランティアグループに報告・相談したところ、簡単な手足の運動とお茶会をセットにしたお話会活動をやれたらよいのではという意見が出された。とりあえず週2回ペースで実施してみようかと話し合われた。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
・郵便振替00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード 
通信欄に「東北地方地震」とご記入ください。
・クレジットカード払い:
https://www.canpan.biz/products/list.php?category_id=84

※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東北地方」とご記入ください。