平日の人手不足

月曜日。今日は友達が一緒に行けなくなったので、一人でセントラルキッチンへ。今日のボランティアは10名で、厨房の中も閑散としていました。この人数は私が参加した中では最小です。
翌朝の朝食の準備をするわけですが、人手はギリギリでした。
フロアリーダーのボーさんに「1日に必要なボランティア数は?」と尋ねると「だいたい25人ぐらい。でも特に平日はそれだけの人はなかなか集まらないんだよ。」と溜息混じりに、ボランティア参加リストを見せてくれました。
1日ごとに事前申し込みのあったボランティア数が記録されており、1週間分のリストになっています。ちなみに今日の申し込み予定者は18人と書かれていました。
「来る予定になってても、天候が悪かったり、用事などで急に来れない人もいる。しょうがないとは分かってるけど、そういう時が一番困る」とのこと。
セントラルキッチンのボランティアコーディネーターは一人。おそらく事前申し込みの人数が少ない場合には、まとまった数で動けるグループに声をかけるなどして調整しているのだと思いますが、それにも限界があるようです。しかも、ふたを開けてみたら当日来た人が少なかった・・・という状況になると、手の打ちようもありません。いる人で何とか頑張るしかない、というのが実態のようです。
被災現場のボランティアセンターの課題と重なるなぁと思いつつ、しかしこのケースは平常時かつ365日繰り返されるものなので、一定の期間だけ乗り切ればいいというわけにはいきません。
しかも、毎週火・水はメインのスタッフはみんな休みになるそうで、ボーさんもしきりに人手不足や作業が上手く回るかを心配していました。
コンスタントに人手は確保できていると思いきや、こんなに大きな課題を抱えていたのですね。土曜日だけの活動では見えてこなかったことです。そんなわけで、今週はより様々な角度からキッチンを見てみたいと思い、1週間連続で通ってみることにしました。
さて、今日の写真はスタッフの方から特別にプレゼントして頂いた、dcセントラルキッチンのオリジナル長袖Tシャツ。ずっと欲しいと思っていたのでとても嬉しいです。とにかくデザインがかっこいいですよね。商品は他にもキャップ、トレーナー、Tシャツなど色々あり、大事な収入源の一つになってるそうです。ボランティアルームに展示していていつでも買えるし、ホームページからネット販売もしています。
kitchen 2011-2-1.JPG
kitchen-goods.JPG