【報告】2/20「RSY de ないと vol.2・災害ボランティアはじめて講座」に参加しました

みなさま

 

RSYブログ2回目登場の賛助会員/RSY758メンバー・林 雅樹です。

 

 

今回は2/20に開催された「RSY de ないと vol.2・災害ボランティアはじめて講座」の報告です。
この集いは、RSYの活動を様々な面から紹介し、お茶を飲みながらリラックスして語り合うという企画で、ボランティアグループRSY758のアイデアから生まれました。前回は、代表理事・栗田による「RSYができるまで」のお話でしたが、今回は趣向を替えて「はじめて講座」と銘打ってボランティア初心者向け講座としました。

 

申込者は20名程でしたが、みなさんの出足は少し遅め。
平日夜での開催なのでやむを得ません。簡単な挨拶のあと、いよいよ開始です。

 

今回の講座は、レスキューストックヤードのWebサイト
「災害ボラの予備知識(http://rsy-nagoya.com/volunteer/volknowledge.html)」
に掲載している書籍「ボランティアがきたぞう!!考えたぞう!!」の第1章を題材にして、寸劇とワークショップで構成しました。

 

 

トップバッターは、「STORY 3 善意のかたち」です。
良かれと思ってストーブを無断で被災者に貸ししてしまったた新米ボランティアのマッキー。物資リーダーから厳しく注意されます。企画したメンバーによる寸劇は、その場でシナリオを読んでいるとは思えない迫真の出来。寸劇をしているメンバー自身も入り込んでいました。

 

 

寸劇が終わった後は紅茶とお茶菓子を食べながら、参加者同士で自己紹介しつつマッキーやリーダーの行動を話し合い、チーム毎にその結果を発表します。

 

2番目は、「STORY 5 応えられないのか?」で、今度は寸劇の登場者が7名。 参加者のみなさんが、急遽渡されたシナリオで演じます。4日目を迎えた避難所に、近所の神社に避難して炊出しをしている人と、避難所ボランティアの会話です。被災しても自宅での生活を続けなければいけない方々の事情やその対応を話し合いました。また、行政の対応として在宅避難者登録の紹介もありました。

 

 

最終バッターは、「STORY 7 わたしがいないとだめ」で、ここも参加者の方3名による寸劇です。
地震から3週間が過ぎ、おばぁちゃんのお世話をしていた女子学生が「休学してでもずっとお世話していきたい」と思い詰めています。この頃になると、同じテーブルのメンバー同士もリラックス。すっかり、マッキー君や女子学生になりきって、やるべき事やその助言アイデアが飛び交います。

 

 

最後に、RSYの今後の活動とRSY会員募集について事務局からご案内があって終了しました。

 

参加者のご意見をまとめると「初級ボランティア向けの講義があると思って参加したが..、全然違った。でも良かった」と、とても良い評価を頂けました。ありがとうございました。

 

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次回のRSY de ないとは、3月21日(金・祝)に実施する「ボランティア大交流会2014」です。

震災を忘れず、自分たちのできることをやっていこうと、RSYに関わる多くのボランティアさんが繋がれる場になればと思います。その日しか味わえないボランティア弁当や、巷で話題の資器材診断など、防災・災害救援に関するブースや企画も様々行いますのでぜひお越しください。

以下からお申込みいただけます。
http://p.tl/oqth

また詳しい情報はこちらから
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2014/01/daikouryuuannnai.html