RSY浦野です。
3月29日(火)、30日(水)・宮城県七ヶ浜町での被災者支援活動で行った足湯
ボランティアの報告を追加します。以下は、第2陣ボランティアのIさんからの報
告です。
【3月29日(火)/足湯つぶやき】
(女性)
・避難所での食事は大丈夫。新築6年目の家は流された。
(女性小学5年生)
・電源がなくてPSPとか遊び道具が使えなくて暇。キッズルーム(避難所の1角に
設置されている)で小さい子の面倒みてるよ。
(女性83歳)
・足湯は3回目。水に困っている。ガソリンがないので車で病院に行けない。
(女性82歳)
・ガソリンがないため仙台の病院に行けない。水がないのでいろいろ不便。
(男性40歳)
・仕事は無いし大変。体は大丈夫。みんなたいへんだもの。
(男性40代後半)
・お母さんと2人暮らし。会社は行っても機械が壊れてて片付けしてる。お風呂
に入りたい。自衛隊のお風呂に入ろうかな。
(男性70歳)
・朝は4時に起き、10時に寝るよ。足湯は3回目気持ちいい。
(女性70代)
・何度も何度も「ありがとう」って言ってくれたことがすごくうれしかった(感想)
(女性60代)
・家の片づけが大変でボランティアに頼む。水が出ないので片づけをして手が汚
れても洗えなくて不便。
(女性60歳)
・家は流されたが、家族は全員大丈夫。今はまだ夜眠れない。
(女性60歳)
・今は毎日暇で何もすることがない。
(女性70代)
・ずっとお風呂に入ってなかった。足湯くるか迷ったけど来てよかった。
(男性70歳)
・避難所で過ごすのに慣れてきた。
(男性60代)
・家族はみんな無事だったが家は流された。大変なのは水が出ないこと。食事は
十分にとれている。
(女性60代)
・別の避難所にいる姪っ子が食料に困っている。自分だけ食べれてていいのだろ
うか。
(女性60歳)
・食べ物は塩釜から娘が持ってきてくれるから大丈夫。膝が痛いからトイレが不便。
【3月30日(水)】
今、足湯ボランティアをしてくれているのは地元の中高生で、自身も被災者であ
るため、足湯をに来られた方の話に自分自身の体験を重ね涙ぐむ子もいました。
足湯に初めて来られる方は疲れた表情の方も多く、お風呂が入れない状況もあり
「お風呂には入れないけどせめて。」という方や「少しでも気がまぎれれば」と
いう方がみえました。「もう何回目~」という方は女性が多く、お話をすること
でのストレス解消にお役に立てているようです。
朝、犬の散歩をされていたお父さんと一緒になり海岸まで話しながら歩いた。こ
こは誰誰の家で、これは海岸にあった建物の屋根だ。と、話をされた。そして
「ここが俺の家だ」と言って何もない(正確には瓦礫の山)場所を指して言い、
かける言葉もありませんでした。
足湯を「やっている」ということが、かなり広まってきました。設営を始めると
30分も前にもかかわらず、並んで待ってくださる姿も見られました。
本日より足湯の館内放送をしていただけることになりました。
40代の女性から「いつもありがとうございます。母が喜んで足湯に行ってま
す。」と涙ぐみながら感謝の言葉をいただきました。ご家族もかなりストレスが
かかっているようで、同居者のケアが他の同居者のケアにもつながっていると感
じました。
(女性70歳)
・足がむくむ。初めてで(足湯が)緊張する。
(女性70代)
・家はあるが、水道が出ないので家に帰れない。
(女性70代)
・津波のとき手をぶつけてこぶができた。
(女性70代)
・隣の家の息子さんに助けてもらった。生きてることに幸せを感じる。
(女性80代)
・家はあるが、真っ暗で家族が怖がるので避難所に来た。
(男性40代)
・家は残っているが中が崩れていて家に帰れない。水が出ないので大変だ。早く
でないかな。
(女性40代)
・冷え性に困っている。息子がぜんそくのアレルギーで心配。
(女性80代)
・足湯は初めて。明日も来るよ。
(女性78歳)
・避難所は暖かい。明日も来るね。
(女性70代)
・避難所に来た当初は肩が痛かったがそんなわがまま言ってられないと我慢して
いた。食事はちゃんと食べれている。
(女性60代)
・家が海の目の前で何も持ってこないで逃げてきた。海を憎く思うようになっ
て、嫌いになった…。
(女性70代)
・今日で4回目。足湯は気持ちよくて来ちゃう。お風呂に入りたいな。
(女性60代)
・地震のことは一生忘れないだろう。あんな津波一生見ることないと思ってた。
(女性70代)
・家が水につかり大変。2日間は車で過ごした。
(女性70代)
・自衛隊のお風呂に行こうと思ったが、お湯をかぶるだけだからやめた。
(女性70代)
・風邪をひいているので夜眠れない。
(男性60代)
・足湯はとても助かる。今日で4回目だよ。