宮城県七ヶ浜町支援報告【第 6 報】

RSY浦野です。
3月31日(木)・宮城県七ヶ浜町での被災者支援活動で行った足湯ボランティアの様子を中心に報告します。以下は、第2陣ボランティアのIさんからの報告です。
【被害概要】(3月31日8:00現在:七ヶ浜町災害対策本部調べ)】
・死者:54名(うち身元不明者:2名)
・安否確認不明者:19名
・負傷者:17名
合計:90名
[避難所]
松ヶ浜小学校、生涯学習センター(中央公民館)、七ヶ浜国際村、七ヶ浜中学校(武道館)、亦楽小学校(全6施設・避難者数:1,041名)
○災害ボランティアセンターの様子
(30日)
・ニーズ:24件
・ボランティア活動人員:205人
(31日)
・朝から雨が降っていたためにボランティアの集まりが悪く、また、外での作業の多くは中止になりました。ボラセンでは中学生2年生まではその場で帰宅となりました。
○足湯ボランティア
(中央公民館)
・地元大学生、中高生、社会人の方、RSYスタッフ9名。
・11:00~12:00足湯講習会を行い、14:00~15:00まで足湯実施。
・高齢者を中心にした30名が足湯に参加
【足湯つぶやき】
(男性不明)
・漁をやっていた。老人ホームにいる。足湯楽しみにしていた。
(女性28歳)
・使い捨てのコンタクトをずっと使っていたので目が痛い。アパートに住んでいた。傾いたので怖い。片道1時間のところを物を取りに行ったので足が痛かった。
(男性50代)
・大工をしていたが、道具も流されてしまった。
(女性年齢不明)
・高血圧。夜でも病院のスタッフが来てくれるので安心。
(女性60代)
・汐見台南町集会場から移った。
・家は流されてしまった。汐見台に土地を持っているのでそこに家を建てる。
(女性70代)
・今日で3回目。床が固いから体が痛い。年で体が不自由で、3回も避難所内で転んだ。
(女性70代)
・足湯は4回目。家は流されてしまった。いろいろ大変…。
(女性70代)
・風邪をひいていて物を食べていない。足湯は今回初めて。
(女性30代)
・以前住んでいた場所は浸食されたので、別の場所に引っ越す。
(女性70代)
・昨日足湯をしたらぐっすり眠れた。足が汚くてごめんね。
(女性70代)
70歳まで頑張ってきたのに3分で全部持っていかれた。
(女性50代)
・津波が来たときは家にいて急いで高台に逃げた。
(男性60代)
・先が見えず不安。足湯で気持ちが楽になる。また来るよ。
(女性60代)
・1人暮らしで隣の人に助けてもらった。
(女性60代)
・今回の津波で助かったのは3年前に亡くなったばあちゃんが助けてくれた気がする。
(女性80代)
・七ヶ浜には60年前に嫁に来てからずっといる。共同生活で我慢している。
足湯のボランティアは本日4名でした。雨の影響で今までの約半分の人数でした。同じホールでアロママッサージのボランティアをされている方(ご自身も被災者)よりアロマの精油をご提供いただきました。精油がある間はアロマ足湯として提供していきます。足湯は女性の利用者さんが多いのでとても喜ばれました。
今日は雨ということもあるのか男性の利用者が多かったです。普段はおそらく家の片付けなどをしているのでしょう。これが良いインターバルになってくれればと思います。
地元ボランティアの学生の気づきも多く、こうしたらどうだろうか?という意見出てきて彼、彼女らが主体的に足湯に参加してくれる姿に頼もしく感じ、この地域の力強さを垣間見た気がしました。
第2陣は足湯を始めて3日目になりますが、利用された方が顔を覚えてくださりあちらから声をかけてくれたり、より身近な存在になれてきているという気がします。
足湯をしていた時に水を借りたいと来られた女性がいました。流された家からアルバムが見つかったそうで、結婚式の時の写真でした。「大事な写真じゃないですか。見つかってよかったですね。」と言うと「本当これだけでも見つかってよかった。」と言いながら、泥だらけの写真をきれいにしようとされていました。
その後、新聞記事の中でそのような写真の扱い方を見つけ、あの女性にお伝えできなかったことが悔やまれました。
この被災地で自分にできることを!と気持ちだけできましたが、そのことを知っていればあの女性の為にさせてもらえることが1つあったのに…と知識の大切さというものをひしひしと感じました。
支え合いという言葉をよく聞きますが、この活動の中で私自身もこの災害で受けた心の傷を被災者の方によって癒してもらっているような不思議な気持ちになります。
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○七ヶ浜町支援 これまでの他団体・組織との主な連携(RSY関連)
RSYとかねてから繋がりのあった団体・組織の皆様を中心に、下記のようなご支援を頂いております。ご協力ありがとうございます。
makanai.JPG■あいち生協様
・第1陣出発時、被災された方々や現地で活動するボランティアのためにと、卵・厚揚げ・がんも・にんじん・じゃがいも・たまねぎ・味噌・しょうゆ・カップラーメン・お米・トイレットペーパー等の生活用品・お菓子など、約2トン一杯分の品物を無償提供して頂きました。この食材は、避難所の炊き出し班に提供されたり、現地ボランティアの炊き出しに活用され、大変喜ばれました。
■いまじんウォーク有志の皆様
・炊き出し用食材・調味料、ナベ等の資器材、お菓子・手作りパン等のご寄付を頂きました。こちらも大変喜ばれました。
■ヤマヤ物産有限会社様より
・災害時の炊き出し釜「まかないくん」を無償貸し出しして頂きました。電源と少しの灯油ですぐにお湯が沸くすぐれもので、炊き出しや足湯用の湯を沸かすのに毎日大変役立っています。
futon.jpg■NPO法人ワンファミリー仙台様
・敷布団約30組を提供して頂きました。3月27日第3報に、避難所にどう配るかが大きな課題と書いていましたが、翌日大型避難所である国際村へ打診したところ、受け入れ可能とのことで、早い段階で被災された皆さんの手にお届けすることができました。
octagon.jpg■株式会社佐合木材様
岐阜県美濃加茂市の企業である佐合木材様が、避難用仮設テント「オクタゴン」を無償貸し出しして下さいました。モンゴルのパオを思い起こす6畳ほどの広さのダンボール製のテントで、屋外で風雨にさらされても半年は耐えられるとのこと。現在はRSYの食材や資材を入れる倉庫として活用させて頂いていますが、後々は、子どもたちの遊び場やお年寄りの憩いの場としても活用して頂きたいと考えています。
toilet.jpg■MODAN(モダン)工房様
・福祉機器を取り扱っている岐阜県大垣市の企業「モダン工房」様から、中央公民館にある4か所の仮設トイレに、段差解消階段・手すりと、洋式便座を設置して頂きました。また、避難所内の間仕切りとして、段ボールパーテーション10組をご提供していただきました。物品はすでに利用いただいており、全て無償で対応して頂きました。また、避難所である国際村にパーテーションのサンプルを持って説明に行きました。3日(日曜)頃、さらに200組ご提供いただける予定です。日程は未定ですが国際村の仮設トイレ2か所でも階段・手すり・洋式便座を設置して頂けるそうです。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
・郵便振替00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード 
通信欄に「東北地方地震」とご記入ください。
・クレジットカード払い:
https://www.canpan.biz/products/list.php?category_id=84
※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東北地方」とご記入ください。