宮城県七ヶ浜町支援報告【第 7 報】

みなさま
RSY事務局です。
4月1日(金)・宮城県七ヶ浜町での被災者支援活動で行った足湯ボランティアの
様子を中心に報告します。以下は、第2陣ボランティアのIさんからの報告です。
【被害概要(4月1日8:00現在:七ヶ浜町災害対策本部調べ)】
・死者:54名(うち身元不明者:2名)
・安否確認不明者:19名
・負傷者:17名
合計:90名
[避難所]
松ヶ浜小学校、生涯学習センター(中央公民館)、七ヶ浜国際村、七ヶ浜中学校
(武道館)、亦楽小学校(全6施設・避難者数:1,024名)
○災害ボランティアセンターの様子
(31日)
・ニーズ:16件
・ボランティア活動人員:86人
個人ニーズの掘り起こしや、正確な情報伝達が課題となっている。
足湯隊つぶやき
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(女性80代)
・家はなくなった。夜は薬を飲まないと眠れない。
(女性81歳)
・足湯は5回目
・夜は手足が寒い。
(女性60代)
・家は水が入ったけど住める状態。電気がついたら自宅に戻る。
(女性70代)
・命があるのは幸せだけど、お金がなくてこれからが不安。
・トイレが汚くて嫌だ。
(男性70代)
・お風呂に入れていない。
・家が流されて、車や入れ歯もなくなってとても不便。
(女性80代)
・家の1階は津波で流されて2階にすんでいる。
・足の裏がいたい。
(女性40歳)
・物資は足りている。家族が無事なのがなにより。
(女性65歳)
・孫が学校に行かなくなり、困っている。
(女性10歳)
・家の1階が水びだしになり怖かった。
(女性80代)
・足湯は気持ちいいね。毎日するのは疲れない?
(女性70代)
・足湯楽しみにしてるよ。
(女性60代)
・物資は足りている。夜もぐっすり寝れる。
(女性60代)
・住む家をどうしようか悩んでいる。
(女性70代)
・足湯に来てるからゆっくりお昼寝ができる。
(男性60代)
・家が流された。仮設住宅が100戸では足りない。
(女性60代)
・家が流され夜眠れなかったけど、足湯のおかげで体があったまる。夜寝れるよ
うになった。
(女性70代)
・ガスと水が早く治らないかな。この2つ以外は特に不便はない。
(男性48歳)
・好きなテレビが見たい。プライベートが欲しい。ビールが飲みたい。
(男性50代)
・夜はあまり寝れなくてトイレに2.3回起きる。床で寝てるから体が痛い。
(女性60代)
・マッサージなんて孫にもやってもらったことない。うれしい。
(女性80代)
・毛布がいっぱいで暖かい。
・足湯続けてほしい。
(男性50代)
・花粉症。お風呂が楽しみ。
(女性80代)
・これからどうなるのか不安。
・夜は床が固いし冷たいので寝れない。隣の人のいびきもうるさい。
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足湯ボランティア14名
足湯利用者33名
中学生が多く参加してくれました。その中で、第2陣では初めての男の子の足湯
ボランティアの姿もありました。男の子は緊張していて、なかなか利用者さんと
うまく話ができなかった場面もありましたが、終わったあとは避難所の方と話が
できていたのでよかったです。「またできたら足湯に参加したい。」と言ってく
れました。
利用者さんのお話を聞いている中で、体に痛いところがあるという声を聴き、中
央公民館に入っている診療所に紹介することができました。
◆新燃岳噴火災害の被災地である宮崎県の農家さんより七ヶ浜に野菜が届きました!
被災地から被災地へ、里芋、人参、きゅうり、ごぼう、千切りだいこん、みそ、
薄口醤油など30箱が宮崎の農家さんの「応援したい」気持ちと共に届きました。
いただいたお野菜は、明日、各避難所でお渡しする予定です。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
・郵便振替00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード 
通信欄に「東北地方地震」とご記入ください。
・クレジットカード払い:
https://www.canpan.biz/products/list.php?category_id=84

※上記のページから「寄付」をお選びください。
※団体へのメッセージ欄に「東北地方」とご記入ください。