岩手・宮城内陸地震[第2報]

岩手県・宮城県で震度6強を記録する地震が発生しました。
RSY/震つな名古屋事務局では浦野がNPO愛知ネットのスタッフと共に明日15日(日)朝、宮城県社協に向けて出発します。
■RSY会員:Sさんより
・岩手県一関市在住の叔母と連絡が取れた。
・一関駅より1.5キロのところの地域。町の雰囲気は、下町のような感じで、住宅があり少し足を運ぶと田んぼや畑、山があるというのどかな場所。
・震度6強の揺れを観測。
・「とにかくよく揺れた」のひと言。横揺れが1分程度続いた。
・過去にも何度が地震を経験していたということで、比較的揺れには慣れてい様子であり、落ち着いた対応だった。
・以前に体験した震度4の縦揺れよりは、横揺れだったということで衝撃少なかったがゆれ幅は大きかった。
・地盤が固い地域のようで、叔母の家は古い家屋であったが、倒壊はなく、近所もみんな無事だった。
・しかし家の中はぐちゃぐちゃ。「孫が帰ってきたら、片付けをするつもり」とのこと。
■現地情報
平成20年度 被災地支援・災害ボランティア情報(第3号)『岩手・宮城内陸地震』について(第2報)(全国社会福祉協議会 地域福祉部 全国ボランティア
活動振興センター
発行)によると、宮城・岩手ともに、災害ボランティアセンター設置は見送り、とのことです。
宮城県/災害・防災情報(県庁)
ずっぱりボランティアいわて:緊急情報(岩手県社協)
いわて防災ポータル(県庁) 
■震つなの動き(6月14日・20時00分現在)
震つな各団体、宮城県社協等からの情報を合わせますと、今の時点でたくさんの外部ボランティアが支援に入るというよりは、今後、地域での助け合いに対する
情報提供を考えていくほうがよいのではないかという見解です。
亡くなられた方、けがをされた方もいらっしゃいます。被災された方々には心か
らお見舞い申し上げます。
○オールとちぎ(とちぎVネット)
・スタッフ2名が栗原氏花山地区入り。車で走っているが、がけ崩れを目にするものの、大きな住宅の被害等は確認できない。
○ハートネットふくしま
・スタッフ2名が栗原市栗駒地区入り。避難所を見て回ったが、日常支援の延長で対応可能との見通し。宮城県社協K氏との間でボランティアセンター設置見送
りを申し合わせ。これから一関方面を回って福島に戻ります。
○名古屋事務局(RSY)・NPO愛知ネット
・浦野がNPO愛知ネットのスタッフ1名とともに明日15日(日)朝、現地に向けて出発する見込みです。ボランティアセンターも設置しないとの連絡から、明日は仙台での待機にとどめる予定。
※今回の現地入りは2003年宮城県連続地震の支援でつながりのある宮城県社協K氏と連絡を取りつつ行っています。
○アレルギー支援ネットワーク
・「アレルギーでお困りの方ご連絡ください」という旨のポスター原稿を事務局が預かっております。支援で必要な方は事務局までご連絡ください。
※引き続き情報を収集しています。
※RSYでは今回の地震のボランティア活動支援のための緊急募金を募ることといたしました。皆様方のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
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RSY災害ボランティア活動支援募金
郵便振替:00800-3-126026
加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
*通信欄に「岩手・宮城内陸地震」と明記ください。
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