皆様
いつもお世話になっております。浦野です。
先日栗駒耕英地区でも開催された「過去の被災者との懇談会」を、仮設入居者の一番多い花山地区でも開催致しました。栗駒耕英地区に引き続き、詳細についてご報告致します。
当日は、一時帰宅の後だったにも関わらず、想像以上に沢山の方々が参加してくださいました。
また、タイトなスケジュールの中、穴水町や2003年宮城県北部連続地震の被災地である南郷町より、住民の方々が応援メッセージを届けにおいで下さいました。グループワークでは、皆さん堰を切ったように近況をお話される姿が印象的でした。
詳細については添付の資料の通りですが、話の中で気になったのは、
・仮設環境の整備(暑さ寒さ対策、雨よけ、収納など)
・談話室利用の充実(引きこもり防止、住民同士の顔つなぎ)
・生業支援(農業支援というよりも、どちらかというと商店主の方々への支援)
・在宅と仮設の支援の格差による、在宅の方々の苛立ちや孤独感
今後、外からの支援としては、特に生業問題については職種は違えど耕英地区と重なるところがあるし、仮設住宅の環境整備については、地元周辺のNPOなどが2004年新潟県中越地震での川口町他麦山地区への支援として行った「日曜大工ボランティア」などで動ける部分もあるかも知れません。
また、被災地NGO恊働センターのご協力により「まけないぞう」300体を花山地区の皆さんにお渡し、全国からの応援を代表してお届けしたことを伝えました。この「まけないぞう」に触発されて、栗原では「ガンバルべぁ~」という熊の手拭タオルができました。花山地区に「花山震災被災者の会」が出来、その方々と栗原市のボラ連の方の手によって製作されているようです。300円で販売され、その売り上げは、被災者の会の運営に活用されるとのこと。数がそろったら、震つな加盟団体やRSYでも少しお預かりして販売することも可能かと考えております。
皆様のご協力を引き続きよろしくお願い致します。
RSY浦野
0809花山地区交流懇談会.doc