皆さま
お世話になります。RSY浦野です。
山陽災害ボランティアセンターを拠点に活動している松田・藤田からの21日(水)の報告です。
■山陽災害ボランティアセンターの活動状況
・本日のボランティア受付 個人44名 団体8・55名 計96名
・本日の対応ニーズ 59件、完了32件、持ち越し36件。
■松田・藤田の動き
午前の活動から戻ってきた救護班(山口県看護協会)の看護師さんと話をする中で、看護師の方々が詳細に現場の情報をつかんでいることがうかがえ(おおよその家で畳上げと家具だしは終わっているが、細かい食器などを洗うのはまだこれからだ、など)、午後からの活動に同行させてもらうことにしました。
看護師さんたちは活動中のお宅を訪ね、うがい薬、冷たい飲み物、おしぼりを渡して、様子をお聞きしたり、作業中の方にマスクを配り歩いたりしていました。おしぼりを首に巻いた被災者の方々の表情の変わりように驚きました。そして落ち着くとともに、次から次へとこれまでの状況をお話しされることがよくわかりました。
地元社協とこれまで松田が被災地を歩き、撮影した写真と被災者の方の言葉を共有し、その後、地元社協と共に再び冷たいおしぼりを配布する活動に参加しました。被災された方に非常に喜ばれたため、地元ボランティアらによる継続的な活動に繋げられるよう調整していければと思います。
中日本氷糖株会社がご提供下さった氷砂糖の一部は、22日にタオル班の活動の中で一緒お渡ししたいと思います。
■被災地の様子
・大きな家具はあらかた片付いているが、家の細かいものはまだ泥だらけ。掃除はこれから。
・夜は保健センターで寝ているという被災者の高齢女性に出会った。彼女に よると、1階と2階にわかれて数世帯がその避難所を利用しているとのこと。
■現場で聞いた声
(70代女性)
夜は保健センターに寝にいっている。ベッドの枠が泥だらけのため、これをきれいにするまでは、家で寝られない。
(40代男性)
(看護師さんから冷たいおしぼりを渡され)「気持ちいい~」
(60代女性)
色々な方に協力していただいて、本当に感謝しています。
→手渡した氷砂糖を喜んで受け取ってくださいました。
■感じたこと
・ボランティア活動が終了する15時を過ぎたあとも、お一人で作業を続けるお年寄りを見かけ、キリがつかないのだと感じる一方、お体が心配になりました。
・日々の疲れや水害で電話機が壊れるなど、自ら助けを求められない方に対しての対応が今後も必要だと感じました。