今日は報告の前に一言。
新燃岳の噴火支援のため、震つなを中心にRSYスタッフも現地入りしました。
ブログにも随時アップされていますが、現地からの報告を読むと、火山の脅威と火山灰の扱いずらさ、そして高齢者や障がい者への打撃の大きさを実感します。
先の見えない不安感や蓄積されていく心身の疲労を少しずつでも取り除くべく、避難所での足湯や丁寧なニーズの掘り起こしなどの必要性も訴えられています。これに向けては既に雲仙普賢岳、有珠山、三宅島などの噴火災害での経験や知恵を活かしつつ、地元の人々と共に準備を進めています。長期化するであろうこの被災地復興のために、ぜひ皆さまのご支援をよろしくお願い致します。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
郵便振替00920-7-75997「震災がつなぐ全国ネットワーク」
通信欄に「新燃岳噴火災害」とご記入ください。
さて、今日(月曜日)のセントラルキッチンは賑やかでした。
いつも月曜日は閑散としているのですが、総勢40名近くのボランティアさんが大集合。逆に人が多すぎて調整しきれず、一時的にダブついてしまいました。先週、先々週の月曜日の記録を見ると、参加者はいずれも10人前後で人手不足。日によって集まりに差が生じてしまうというのは、なかなか解決しにくい課題のようです。
今日は寮の友達のそのまた知り合いも合流して、日本人チーム3人で参加しました。「姉妹か?家族か?」と色んな人に言われましたが、背丈も薄い顔(欧米人と比べれば)も共通しているので、無理も無いかもしれません。
友達二人はひたすら解凍された鶏肉を水で洗い、プレートに並べる作業。
私は芽キャベツを大なべで茹でる作業。
途中から鶏肉を手伝いましたが、肉もまとまると重いので結構力がいります。
しかし、手際の良さはどこのチームよりダントツで、予定時間前に全ての作業が終了しました。「時間を無駄に使わないように段取りを考えて、手際よく作業を進める」という考え方は、アジア人(主に日本人?)の特性のようです。
今日のブレークタイムでは、2種類のカレーとデザートにケーキが振る舞われました。カレーはキッチンのスタッフが作ってくれたものですが、どれも超デリシャス!夕飯代りにしっかり頂きました。作業を終えた後なので充実感もひとしおです。
RSYでも2カ月に1回の「おしゃべり食堂」が定着してきましたが、いらっしゃった方々が「人の輪が広がったな」という喜びにプラスして、「何かの役に立てて嬉しかったな」という充実感も持ち帰って頂けるような、もうひと仕掛けが必要かなと感じました。
帰り際、今日初参加のCさんが「よかった~、楽しかった。また来たいわ」と笑顔で言って下さったことが、我がことのように嬉しく思いました。この団体は、初めて来た人に、こういう言葉を言わせる魅力をしっかりと持っているんですよね~。ここにこそ一番の学ぶべきポイントがあるように感じます。