初めまして。
地元ボランティアとしてこのプロジェクトを担当しています、松浦結です。
以前から進めてきた表札プロジェクト。その第一段である115世帯分の表札を5月28日(土)に取り付けました。
町内外、遠くは宮崎県より10名のボランティアさんに参加いただき、制作に参加した地元の中学生5名と共に仮設住宅を一軒一軒回り、多くの人の思いが詰まった表札を届けることができました。
受け取られたお宅の方からは、「こんなに立派なものを本当に貰っていいのかい? ありがとう。」「こんなに綺麗に作っていただいて。本当にありがとね。」といった嬉しい言葉をいただきました。
当日は朝からあいにくの雨模様で、作業は午前10時から午後3時までと一日がかりでしたが、作業を終えた皆さんからは、「一軒一軒訪ね、お話ししながら取り付けていくうちに、それぞれの家族の方が喜んでいる姿を見ることになり、こちらも心温まる気持ちになりました。」「地元の中学生の子たちと共に協力して被災者の方々に元気を与えることができたのではないかと思っている。つかの間ではあったが、それぞれのお宅の皆さんの笑顔を見ることができて本当に良かった。」といった言葉をいただきました。
また中学生からは「前回は絵を描く作業でしたが、今回の表札を付ける作業で、もっと多くの人と会えたり、喜んだ顔が見られて嬉しかったです。」「家ごとに表札が違っていて、最初に来たときよりも少しにぎやかになったなと感じました。」といった感想をいただきました。
表札作りは今後、仮設住宅の入居があるごとに行い、最終的には入居される全ての世帯である約420世帯分の表札を作成する予定です。