皆様
RSY浦野です。
七ヶ浜では毎月1回、七ヶ浜子育て支援センターさんと連携して、親子を対象にした「つながる遊び庭子どもアート七ヶ浜」という支援プログラムを行っています。
日の光がポカポカ降り注ぐ10月13日、センターさんからの呼びかけで、60組・100名の親子が集まりました。当日は平日ということもあり、多くが乳幼児とお母さん、又はおばあちゃんの組み合わせでした。
まずはキャンプ場に集まって、みんなで焼き芋大会。
次に、焼き芋が焼けるまでの時間を使って、輪投げやお絵描きコーナーなどの子ども遊び場ブース、ママたちは癒しのハンドマッサージブースでそれぞれの時間を過ごしました。
特に人気だったのは、「LUSH(ラッシュ)ジャパン」のみなさんによるハンドマッサージコーナー。このプロジェクトにおいで頂くのは2回目です。LUSHさんにはこれまでにも、RSYへ活動支援金のご寄付や七ヶ浜のみなさんへの物資提供など、多大なるご支援を頂いております。
当日は、おしゃれでかわいいスタッフさんが、素敵な香りのするオイルやパウダーで魔法のようなハンドマッサージを施してくださいました。しかも、LUSHの化粧水やソープもみなさんにプレゼントしてくださいました。
「自分だけの久しぶりに贅沢な時間」と、ママさんたちの表情も自然と穏やかになり、旅行の話、子どもの話、地震の話など思い思いの近況を湧き出るようにお話しされていました。
特に震災後の子どもの様子で気になっていることについては、
・仮設住宅は薄いので騒げず、子どものストレスが高まっている。何もないのに癇癪を起してどうしたらよういかわからない。
・子どもと少しでも離れるのが怖い。時々余震が起こるので、なるべく離れないようにと神経質になってしまう。
・子どもの年齢が高くなっても(乳児ではない)、いつもおぶっていないと不安(お母さんの子離れができていない)
・震災後、子どもが夜中5回ぐらい起きるようになった。
・震災後、暗いところを異常に怖がるようになった。(地震時は停電のため、ろうそく1本で生活。それがトラウマに?)
などという声がきかれました。小さな体であの日の出来事を受け止めるために、子どもたちも一生けん命戦っているんだと胸がいっぱいになりました。また、そんな子どもたちを必死で守ってきたママさんにも、ホッと一息つける場所が必要であることを改めて感じました。
最後は、お待ちかねの「芋煮」。大なべに、にんじん・さといも・じゃがいも・こんにゃく・豆腐・豚肉・ネギなど一杯の野菜を入れて、みんなでおいしく頂きました。
この食材は、全て「あいち生協」さんより無償でご提供頂きました。
子どもだけでなくパパ・ママが集い、語らい、リラックスできる場所づくりを今後も続けていきたいと思います。
11月は、柏崎市の未来予想図実行委員会のご協力を得て、「クリスマスキャンドルづくり」を行う予定です!