【報告】東日本大震災支援活動ミニ報告会in名古屋

 皆さま
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 お世話になっております。
 ご報告がやや遅れてしまいましたが、11月19日夜、「あいちゃんとようこはんが帰ってくる!! 東日本大震災支援活動ミニ報告会in名古屋  被災地の”いま”」と題した報告会を開催いたしました。
 「あいちゃん」こと常務理事の浦野愛と「ようこはん」こと事務局長の松田曜子が東日本大震災発生後、それぞれの持ち場で何をしてきたかをそろってご報告する初めての機会。本来なら支援してくださった皆さん全員の前ですべきですが、時間や会場の都合もあり、40人ほどの方々にお集まりいただきました。
 
 浦野からは宮城・七ヶ浜での「きずな館」を拠点とした支援活動について。被災者の孤立化をどう防ぐかや、漁師町における生きがいをどうつくっていくかなどの課題を、足湯などの活動を通してどう解決していくつもりかをお話いたしました。
 一方の松田からは「日本財団ROADプロジェクト」の事務局として東京に詰めた活動の日々。名古屋の皆さんにはなかなか詳しくお伝えできていなかったと思いますが、岩手・福島を含めた東北3県を広範囲に動き回り、「足湯隊」の結成を通して被災者の心情をつぶさに拾い、多くの課題と向き合ってきたことをご報告しました。
 参加者の皆さんはとても熱心に耳を傾け、「仮設の寒さ対策は」「どこかで区切りをつけるのか」などと多くの質問もしてくださいました。
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 それぞれまだ道半ばで先が完全に見えていない活動です。皆さんと協力して被災地のために尽くしていきたいとスタッフ一同、気持ち新たにしました。
 
 報告の合間には、浦野が七ヶ浜の漁師さんの手ほどきを受けて自らさばいたというボッケを使ったボッケ汁を振る舞い、参加者の皆さんに味わっていただきました。
 今後もブログでの情報発信だけでなく、機会を見つけてこうした会を開いていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。