宮城県七ヶ浜町報告【第72報】再会と喜びの交流会

こんにちは。
いつもお世話になっております。きずな館ボランティアの菅沼です。
3月10日の七ヶ浜は朝からとてもにぎやか。名古屋からボラバス第46陣が32名に、RSY名古屋スタッフ5名を乗せて8:30きずな館に到着しました。ボラバスリピーターも、初めて参加人もこの機会に七ヶ浜を訪れることができました。
午前はグループに分かれて、仮設住宅の方々と楽しく交流させて頂きました。
ボランティアきずな館に5名の方をゲストに迎えるグループ、また4箇所の仮設住宅を直接訪問させて頂くグループに分かれました。
地元の方にしっかりと耳を傾け、好きなもの、好きなこと、七ヶ浜のこと、震災のこと…貴重なお話を伺うことができました。
言葉を詰まらせながら、この1年について話す方。行政の対応に不満を募らせる方。
仮設に住む方々はまだまだ多くの不安を抱えています。
ボランティアたちは被災された方々のさまざまな言葉を真摯に受け止め、これからの支援の必要性を感じ、何をしたらいいか想いを巡らせていました。
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お昼には、地元のお母さんたちのグループ「たべさいん」がこの1年七ヶ浜を支援してくれたボランティアの方々に感謝を伝えたいとの思いから、地元の食材を使った手料理を振る舞ってくれました。
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「たべさいんプロジェクト」の詳細についてはコチラ↓
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog//2011/05/14-3.html
昼食会では、たべさいんグループの成り立ちから、レスキューストックヤードきずな館との出会い、これまでの連携など、1年の活動を紹介してくださり、初めて七ヶ浜町にきたボランティアも共に歩んできた経緯に心打たれていました。
会場全体が共に笑い、共に涙する光景に、七ヶ浜町と名古屋の繋がりの強さを改めて感じました。
お腹も胸もいっぱいになった名古屋のボランティアからもお返しの気持ちとして、手作りのういろうと「小さな世界」の歌と踊りをおプレゼントしました。
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みなさん、これからも「七ヶ浜町&名古屋」のご支援よろしくお願いします。