つぶやき

みなさま

お世話になっております。RSYきずな館 飯田です。

最近の七ヶ浜での声をご紹介します。

●おらほ(わたしたち)は、家や畑、仕事で忙しいから、お茶のみなんてしたことないんさ。お茶のみに来てねって言われてもなぁ。。お茶のみ友達もいないし、毎日退屈でしかたないよ。(仮設住宅 70代女性)

●ここ(集会所)でみんな編み物してるけど、あんたには楽しそうに見えるんか?本当はこの時期、ウニやアワビ漁で、うんと忙しいんだ。みんな海女なんだよ。編み物するなんて本来の姿でないんだぞ。(集会所 70代男性)

●孫が電話で「おじぃちゃん、元気?」って聞くんだ。「元気だよ」って言うと、「ほんとにほんとにほんとに元気?」って聞かれるんだ。夜になると、枯れたと思った涙がまた出るんだー。(仮設住宅 70代男性)

●仮設(住宅)やボランティアさんがいることって、普通じゃないんだな。もちろん、すごくありがたいとは思ってるけど、やっぱり自分たちでがんばっていかなきゃな、と思うんだ。でも、年だから体は動かねぇし、何したらいいかね?復興って、なんだろうね。(仮設住宅 80代男性)

●あんた名古屋から来たの?名古屋が津波に遭ったら、すぐに飛んで行くからな。あったかいお味噌汁がいいか?芋煮もいいね。あの時の炊き出しの味は忘れらんねんだー。 (仮設住宅 60代女性)

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会話の中で、自分以外の誰かのことを気遣う言葉をたくさん聞くようになったように思います。また、気持ちの余裕ができたように思える反面、先々の不安が個別化し、漠然とした悩みの中にいる方も多くいらっしゃいます。

そして、震災1年を過ぎた頃から、よく尋ねられるようになった言葉。

「あんたたち(RSY)は、いつまで七ヶ浜にいるの?」

その度にこう答えています。

「もうちょっとこの町にお世話になるから、よろしくね。」と…