<役所関係>
・昨日夕方の避難勧告と同様に、元町地区・泉津地区を含む地区に
続中。(災害ボランティアセンターのある地域も対象地域)
・19日午後6時半、センター長(大島社協事務局長)、災害ボラ
ター職員(大島社協職員)、東社協職員で役場へ行き、情報交換を
・災害ボランティアセンターによる避難所のプログラム実施につい
の運営を担っている役場の了解を得た。資材の提供についても、一
だけることになった。
<避難所>
避難勧告の発令により、役場内の避難所とは別に新たに6か所避難
ている。昨日回れなかった避難所を含めて、2班に分かれて改めて避難所の
行った。
※以下の避難者数は昨日夜時点のもので、避難勧告の対象者数は2
1116人が各避難所に散らばって避難した。
●大島高校(避難者数:513名)
大島高校の避難所は、体育館・柔道場・剣道場にあり、同じ敷地内
散され設置されている。
体育館では、簡易的ではあるが食事スペースがある。各避難スペー
はないが、ダンボールや卓球台など活用可能なものはある。
トイレは洋式が一つ(格技場の離れたところにも一つあり)
格技場は畳スペースであるが狭い。更衣室、授乳室、相談室、救護
ている。
高校生、教員が動いて運営はスムーズになっている。ボランティア
を掲示板に貼っていただくとともに受付にお渡しすることができた
掲示板が自主的に随時更新されている。(午前・午後で掲示板の内
いた。)
●北ノ山出張所(避難者数:75名)
食事スペースと居住スペースが一緒になっている部分があった。
二階にフローリングスペースあり、一階は和室スペースになってい
どちらも洋式トイレがある。役場の人によると、洋式ポータブルト
はないという。
●大島老人ホーム(避難者数:36名)
デイルームを開放し、要介護者と家族が入っている。
昨日時点でベッドが不足、10台午後設置する予定だが、デイの職
りてる。
施設長によれば「長期化すれば、有資格者の専門ボラがいれば応援
可能性がある。」とのこと。
●泉津地域センター(避難者数:162名)
旧小学校の体育館で、校庭の水はけが悪い。
泉津地域の伝聞情報で2件の浸水被害があるという。
トイレ環境が悪いためポータブル二つを搬入したが、
座るとドアがあたるため設置はせず、現地においてきている。
●健康センター(避難者数:21名)
巡回中の日赤医療班と情報交換「すべての避難所で、巡回健康相談
る」とのこと。
避難者は少ない人数ながらも、要援護者が避難している。
●さくら小学校(避難者数:183名)
新しい校舎の体育館が避難所となっている。テレビの視聴コーナー
ションで囲われた休養スペースもあり。
マスク、ウエットティッシュなど衛生用品が自由に持ち出せるよう
※各避難所全体を通して
・各避難所も運営は役場・支庁によって行われている。
・すべての避難所で地域の婦人会が朝・昼・晩炊き出しを行ってい
・各避難所内での取材はお断りしている状況である。
<社協関係>
・避難勧告の発令により、ボランティア活動は終日中止となった。
・ニーズ調査として立ち上げ時の3日前から訪問している世帯に再
(12軒)だったが、ほとんど留守だった。
・電話のみ相談があった1世帯のみご挨拶に伺えた。作業自体は危
すぐの活動は難しい判断している。
・島民ボランティアを募集するため、島内関係機関にボランティア
実施した。
・避難所のプログラムについて、スタッフで検討し、プログラム化
ことを確認した。
<現地の様子>
・予報では明け方まで強い風雨の予報であったが、午後も強い雨と
続的に続いた。
・これまで被害の報告がなかった岡田地区に被害の報告があるため
アで対応できるかも含めて状況把握を行う必要性がある。
・大島支庁の駐車場で給水実施があったが、避難勧告地域に近いた
アのニーズはなかった。
・高速船がかなりの欠航が出ていたこともあり、大型船の上り便に
りの乗客が出ている。
・強い風雨で冠水のため、都道(一周道路)の一部が通行止めにな
区⇔野増地区間)
<被災者の声>
・「段上の家から水が入ってきてしまうので、上の住人に土嚢袋を
ように頼んだがどうなったかな・・・」
・「家に置いてきた猫が心配・・・」
・「喫煙者の匂いといびきで寝られないので、ロビーで寝ることに
・70代男性に避難所において洋式トイレのことを伺うと、「車に
帰って用を足している」という。