九州地方の水害対応について(8月29日)

皆様

RSY事務局です。
8月28日からの大雨について、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

RSYは現在、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)、震災が

つなぐ全国ネットワーク(震つな)、全国社会福祉協議会(全社協)などの連携
団体を通じ、情報収集に努めています。

被災社協によっては、災害ボランティアセンター(以下、災害VC)設置に向けた

準備や検討が進んでいることから、名古屋でストックしている災害ボランティア
の活動資器材の貸し出し依頼があった場合に、すぐ応えられるよう、後方支援体
制を整えています。
以下、現在までに寄せられた各地の情報です。
・福岡県筑後市では災害VCの開設が決まりました。
・久留米市では、通常のVCで対応されることになりました。
★筑後市災害ボランティアセンター
(筑後市社会福祉協議会Facebook) https://www.facebook.com/筑後市社会福祉協議会-444634735578570/
★久留米市災害ボランティアセンター
(久留米市社会福祉協議会ホームページ) http://www.heartful-volunteer.net/

・佐賀県では、武雄市、多久市、小城市が災害VCを31日(土)の午前の開設が

決まりました(小城市のボランティア募集は市内を対象)。大町は油流出の件が
あるので検討中。

・震つなメンバーが、つながりのある佐賀県武雄市在住の方へ聞き取りをしたと

ころ、「市内は浸水多数で全容は全くつかめない。初めての被災で何から手をつ
けてよいかわからない人もいる」などの声が聞かれています。

・長崎県内では避難指示が継続中。災害ボランティアセンター設置までは至って

いませんが、引き続き被害に関わる情報収集に努めています。

・JVOADは、先遣隊として災害NGO結から2名、JVOADスタッフ2名を佐賀県に

派遣し、佐賀災害支援プラットフォーム会議(SPF東日本大震災の支援を契機
に、佐賀県・佐賀県社協・県内のNPOら構成)の呼びかけにより、29日に開催さ
れた「情報共有会議」に参加。未だ明らかになっていない被害の全容や今後の支
援策等について協議しています。
・また、内閣府・全社協・支援P(中央共募)・JVOADによる全国情報共有会
議・コア会議も29日夕方に開催され(栗田参加)。特に、佐賀県大町町の油流出
に関連して、「家の中まで入り込んで、畳も床もベトベト」「やむを得ず、油交
じりの浸水地域を歩いている」などの被災者の声もあるとのこと。人体への影響
等、油の取り扱い等の留意事項について、環境省からの注意喚起が徹底できるよ
う対応していくことなどが協議されました。
・震つなにおいても、先遣隊派遣中のため、次第に被害の詳細や現地ニーズに関
する報告もあげられる予定です。今後は、これらの情報をもとに、支援方針を検
討していきます。