中京大学インターン Wさん・Yさんの感想

 中京大学・総合政策学部の「NPO/NGO論」という授業の一環として学生さんが6月からの約2カ月間、インターンに来てくださいました。この間、ボランティアDAYでの陶器洗浄作業、『あるある』の発送作業や防災の森づくり・川づくりのシンポジウム、里山見学などの事業に参加してくださいました。WさんとYさんより、インターンの感想をいただきましたので、紹介させていただきます。
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Wさんの感想:
 インターンを通して『防災』の大切さをしみじみ感じた。インターンに来る前までは、『地震は恐い』という意識はあったが、その恐さがどうすれば和らぐのかなんて考えたことは一度もなかった。しかしこのインターンを通して、ほんの少しの努力で、災害後の生活が大きく変わるということを知ることができた。
 またRSYの『普通の人にとって災害に遭うのは一度きりだから、その一度きりから命を救う活動をしている』というお話をうかがった時、その使命感と考え方に感激した。私もますます『人の役にたつ仕事がしたい』と思えた。
 災害は命にかかわること、だからこそ、一部の人だけでなく社会全体が真剣に取り組む必要がある。私も大切な命を守るためにRSYの存在を広め、防災の大切さを伝えていきたいと思った。
 2ヶ月間、本当に貴重な体験をさせていただきありがとうございました。私にとってとても刺激的な時間になりました。
Yさんの感想:
・アットホームな雰囲気でリラックスして活動できた。
・この活動を通してNPO団体が私たち社会にどのような貢献をしているか身近に感じることができた。
・団体が抱える問題・課題(資金面・広報面)が見えた。
・活動の内容がなかなか表にでない。(普段生活している人たちに認識されていない感じがする)
・災害支援などの活動をされている団体では、支援を行うまでの下準備が大変だと気付いた。
・ボランティアに来る人たちはあまり若者がいなかった感じがする。
・自分自身の中で災害に対しての意識が変わった。
・この研修だけに終わらずこの経験を活かして次につなげたい。
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 お二人とも、災害に対する考え方が変わったようです。まずは意識の変化、そしてそれを行動に移すことで新たな一歩と言えるかもしれませんね。(←自戒の意味を込めて…)
 今回のインターンの期間で関心をもった事業や課題に対して、最終的には同世代の学生への啓蒙を促すことができるような3分ほどの映像作成が、この授業の課題と聞いています。自分が経験して学んだこと、感じたことを他の人に伝えることは、なかなか大変ですが、とっても良い振り返りにもなると思います。『中京大生がみたRSY・伝えたいこと』はどんな映像に仕上がるのでしょう。楽しみです!
 元気いっぱいの学生さんが来てくださると事務所もわいわいにぎやかになります。
 またいつでも気軽にお立ち寄りください。