東海豪雨12年の集いで七ヶ浜のハマギクを植えました

皆さま、お世話になっております。関口です。

 

 

2000年に愛知県を含む東海地方で10人の犠牲者を出した東海豪雨から11日で12年がたちました。浸水被害の大きかった名古屋市西区のあし原公園では毎年、早朝に追悼式をおこなっています。今年も代表理事の栗田をはじめスタッフが参加させていただきました。

12年前はまだRSYが発足していませんでしたが、東海豪雨では初めて愛知県庁にボラティア本部が立ち上がり、栗田が本部長として全国から駆けつけた2万人以上のボランティアと被災者支援活動に当たりました。その後のRSYや愛知・名古屋のボランティア活動に大きな影響を与えた災害です。

式では地元の「東海豪雨を語り継ぐ会」の皆さんが、災害を忘れず、教訓を伝えていくことの大切さを訴え、愛知県被災者支援センター事務局長の滝川裕康さんは「東海豪雨で2万人のボランティアを受け入れたことで、愛知・名古屋ではボランティア活動が活発になった」と話しました。

公園には「9・11」の日付けと並んで東日本大震災が発生した「3・11」の日付けが竹の灯籠で浮かび上がりました。

また、東海豪雨では、泥の中から掘り出された水仙が花を咲かせ、復興のシンボルとして毎年この公園に植えられています。

 

今年は、RSYが支援する宮城県七ヶ浜町から、町の花で同じく復興のシンボルとなっている「ハマギク」の苗を30株ほどいただき、水仙と一緒に公園に植えさせていただきました。

 

2つの花が、被災地の復興とともに咲きそろうことを皆で願い、地元に住む音楽家の石田音人さんの胡弓演奏をバックに「見上げてごらんの夜の星を」を歌いました。