皆さま、お世話になっております。
当法人主催の「防災フェスタ」は28日のプレイベント、29日の名古屋テレビ塔周辺での本イベントを無事に開催することができ、大勢の皆さんに参加していただけました。
プレイベントは北区の市総合社会福祉会館を会場に、岩手県大槌町から「おらがおおづち夢広場・復興食堂」店長の岩間美和さん、宮城県七ヶ浜町から「七の市商店街」代表の星仁さん、福島県浪江町からNPO法人「まちづくりNPO新町なみえ」理事の原田雄一さんを招き、福島県南相馬市から名古屋市内へ避難されている高橋貴子さん、東日本大震災被災者支援ボランティアセンターなごやの岡田雅美さんを交えて代表理事・栗田の司会でお話をうかがいました。
震災発生から復旧、復興へ向けてそれぞれに苦難を抱えながら、前に進もうとされている皆さんの経験や思いに、私たちのほうが励まされ、勇気づけられるシンポジウムとなりました。
本イベント当日は台風17号の接近で曇りがちな天気でしたが、その分、炎天下でおこなった過去2回のフェスタよりも動きやすく、関係者も早朝から張り切って準備。テレビ塔の真下ではチャリティーバザーコーナーと東北物産の販売コーナーを設けました。シャンプーや洗剤などを中心としたバザーはスタートから3時間ほどで日用品がすべて完売する好評ぶり。残るスニーカーやウォーキングシューズも大半を買っていただけました。東北物産もワークショップを含めて多くの親子連れなどに興味をもってもらうことができました。
福島の民謡から始まったステージはクイズや紙芝居などで道行く人に足を止めていただき、23団体・企業の協力を得たブースコーナーもそれぞれに趣向を凝らし、防災・減災の啓発に励んでいました。愛知県被災者支援センター、東日本大震災被災者支援ボランティアセンターなごや合同の「お茶(ぢゃ)っこサロン」コーナーには、県外避難者の方々がたえず訪れてくださり、被災者の方々同士やボランティアさんとの間で交流が深まっていました。
手作りのイベントで至らないところも多々あったかと思いますが、一人でも多くのかたに東北支援を考え、また足元の備えを考えていただくきっかけにしてもらえたらと願いました。
関係者の皆さん、参加してくださった皆さんに心より御礼申し上げます。