【第2報】九州豪雨水害に関わるRSYの支​援活動について(7月7日)

みなさま
お世話になっております。RSY事務局です。
昨日より事務局次長・松永が現地入りし、大分県日田市で情報収集を続けています。
その中で、大分県社協の仲介のもと、日田市社協へボランティア活動資器材の提供を行うこととなりました。今後RSYは、引き続き日田市社協と連携しながら、ニーズ把握や、被災された方々へ再建の見通しに役立つ情報提供などを丁寧に行っていきます。
また、RSYが事務局を兼務する「震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)」加盟団体も、現地の受け入れ先を明確にした上で、物資提供や先遣隊、ボランティア派遣などを検討・実施中です。
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▼ボランティア活動資器材を搬出しました
(大分県・日田市社協)
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日田市社協は、明日から災害ボランティアセンターを本格的に開設します。(ボランティア募集は県内限定)これに合わせて4トントラック1台分のボランティア活動資器材を搬出しました。
搬出作業は、中部土木株式会社・防災ボラネット守山・名古屋みどり災害ボランティアネットワーク・名古屋きた災害ボランティアネットワーク・名古屋ひがし防災ボランティアネットワーク・災害ボランティアちくさネットワーク・RSYボランティアの方々、スタッフ合わせて22名で行いました。
突然の募集にもかかわらず、多くの方にご協力いただき作業を行うことができました。本当にありがとうございました。
被災地を応援する方々の想いを乗せた資器材は、明日午前に現地に到着予定です。
★活動の様子はブログと合わせてご覧ください。(写真掲載あり)
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▼日田市の被害状況・被災者の声
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●市の概要
・世帯数:27,358
・人口:67,080人(外国人398人)
・65歳以上の高齢化率:22%
※2017.6.30現在
●被害状況
・人的被害:5件
・住家被害:177件(全壊6件、半壊6件、一部損壊9件、床上浸水83、床下浸水73)
・全面通行止め:39箇所
・片面通行止め:12箇所
・ライフライン:停電700世帯
・避難所:156世帯・413人(最大で1箇所に120名程度が避難)
※日田市フェイスブックページより(2017.7.7現在)
※被害家屋については暫定数(実際の被害まだ大きいと想われます。)
●地区の様子
松永は特に土砂崩れの被害が大きかった3地区を巡回しました。
地域は通行止め箇所も多く、市でも被害の全容は掴めていません。また、水を含んだ重い泥が膝の高さまで堆積し、撤去作業にはかなりの労力と時間がかかるとみられます。
【野地区】
・土砂崩れで川がせき止められダムになっている。これが決壊すると、一気に支流に水が流れてさらなる被害がでる可能性がある。そのため地区一体に避難勧告発令中。多くの住民は避難している。
・災害直後に自宅から救助されたという60代の男性と会話。「災害前に買った2000万円の倉庫が土砂に押し流されてしまった。もうダメだわ。。」とひと言。とても疲れた表情をしており、気のみ気のまま避難してから今日まで入浴もできていない様子だった。
【大鶴地区】
・80歳代の女性が道端でオロオロしている姿を発見し会話。「家はこの近く。胸の高さまで水がきた。2階に避難したけど怖くて、警察に救助の電話をかけた。警察はすぐに救助に来れなかったけど、何度か電話をかけてきてくれたので安心した。水が引いたタイミングで自衛隊が救助してくれた。このことは一生忘れない。今日は近所の人が気になって来てみた。命が助かって本当によかった」と涙をこぼしながら話された。少し声をかけただけでも、堰を切ったように多くを語ってくださった。とにかく誰かに話したいという気持ちが強かったのだと感じた。
【山田地区】
・地元ボランティア団体の代表者が中心となり、既に泥だしを開始。自治会長とも知り合いとのことで、十数名のボランティアともに活動。しかしボランティア数はまだまだ足りていない様子。
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▼本日23:20~23:30 TBSラジオ
「荻上チキ・Session-22」に松永が出演します
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特集「九州北部豪雨災害。被害の現状と対策、そして今後必要な支援とは?」と題し、現地にいる松永が生放送で電話取材を受けます。タイムリーな報告となりますのでぜひお聞き下さい。
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▼震つなより
「「水害にあったときに」~浸水被害からの生活再建の手引き~
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水害にあってから再建までにやるべきことの手順が分かりやすく丁寧に書かれています。被災された方々も、支援者も必見。できるだけ早く避難所、在宅避難者の方々の手にお届けで居るよう、社協や支援団体らと協力して配布します。
★震つなブログに掲載しています
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▼街頭募金活動を行います
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※ご協力頂いた寄付金は、現地での情報収集や、被災地の方々の生活支援のために活用致します。
【日時】
・7月8日(土)13:00~15:00
・7月9日(日)10:00~12:00/13:00~15:00
※帰りの荷物運び・募金額の集計もお手伝いいただけると有難いです。
【実施場所・その他】
・場所/名古屋駅ナナちゃん人形前
・内容/平成29年九州地方豪雨 被災地支援活動募金
・連絡先/090-5000-8386(RSY林)
参加を希望される方は、下記をRSY事務局(info@rsy-nagoya.com)までご連絡ください。当日飛び込みも大歓迎ですが、なるべく事前にご連絡いただけると幸いです。
①お名前:
②連絡先(できれば携帯電話):
③参加可能日時:
④参加人数(代表者が申込む場合):
※大雨・洪水・暴風・大雪いずれかの警報が出ていたら中止とします。
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▼募金は随時受け付けています
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<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。