みなさま
震災がつなぐ全国ネットワーク・NPO法人レスキューストックヤード事務局@浦野です。
京都府南部豪雨水害で甚大な被害がもたらされた、宇治市炭山地区へ、震つなからの派遣要員として現地入りしている松永(RSY)よりレポートがありましたので報告します。※なお、今回のスタッフ派遣は「震災がつなぐ全国ネットワーク」に対する日本財団の助成金によって成り立っています。
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◎8月29日(水)
・活動したボランティア:27名
・前日まで残っていたニーズ17件の内、訪問6件、完了5件
・今になって床下や屋外の泥かきのニーズがちらほら上がっているも、ボランティアの数も減少しているので、ニーズをすべて完了させるまでにはもう少し時間がかかりそうです。
◎8月30日(木)
▼本日のボランティア報告
・今日までの11ニーズに対してボランティア36名(熊野レストレーション:きこりの技術がある方3名を含む)で活動。
・うち継続5件、完了4件。
▼本日の活動報告
今日は熊野レストレーションのAさんと副区長さんと一緒に炭山地区を廻りました。事前に「炭山通信」にて、熊野レストレーションが来ることと「二次災害を考えて、不安な箇所はないか?」と広報してもらっていました。そのときに出たニーズ約10件を今日は見て回りました。Aさん曰く、「炭山地区の森は岩盤の上に土、その上に木が生えている状態。そのため木が大きく育ち重くなったことと豪雨にて土がぬかるんだことも併せて、山すべりが起こった。」とのこと。炭山地区や周辺に里山保全の団体がなく、森の木々が好き放題育っているので、今後「間引き」などを行わないと、また別の箇所で山滑りが起こる可能性があるとのことです。二次災害に向けて、緊急性があると判断されたのが3か所あり、今週の土曜日にそこを作業してもらうことになっています。
▼今後の炭山地区に入るボランティア(予定)
30日 チームレスキュー(一応、30日まで活動期間) 約10名
31日 和歌山県新宮(しんぐう)市社会福祉協議会 約20名
9月1日 熊野レストレーション 木こり3名
9月2日 震つな(KOBE足湯隊、RSYボラバス最大6名)
※震つなスタッフ/松永~31日まで、松田31日・9月2日
9月2日 震つな(KOBE足湯隊、RSYボラバス最大6名)
※震つなスタッフ/松永~31日まで、松田31日・9月2日
▼今後の災対本部、ボラセン
本日の災害ゴミ撤去後、ミーティングで町民、宇治市社協、RSY松永、支援Pと協議しました。現在のニーズもすべて完了とはできていませんが、ニーズが減少傾向にあるということ、現在のニーズと9月2日(日)までのボランティアの入り具合を考えた結果、宇治市サテライトボランティアセンターは9月2日(日)までとなりました。今後も細かいニーズは上がってきそうですが、その場合宇治市社協が個別にて対応するようです。炭山地区災害対策本部は、いつまでという期間はまだ決まっていません。
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