新潟県中越沖地震から 2 年

皆様
いつもお世話になっております。
7月16日で、新潟県中越沖地震から丸2年が経ちました。
RSYでは、これまで震度6強を記録した刈羽村を中心に、災害直後の緊急救援をはじめとし、継続的な復興支援として、せともの市や「あいち・かりわ元気交換いいもの発見ツアー」などを開催し、被災者の皆さんとの交流を深めてきました。
仮設住宅の生活支援員さんの話によれば、入居期間が残り約1ケ月となった現在、仮設住宅で 暮らす人もずい分少なくなってきたとのことです。
退去された世帯については、つい最近電気関係の取り壊し工事が行われたところだそうです。


仮設住宅が解消されると、震災の足跡はいよいよ薄れていきます。しかし、退所後の新たな生活もまた、人によっては慣れるまでに相当な時間を要するであろうと予想できます。
能登・穴水町では、「仮設にいた時は、いつもすぐ近くに誰かがいた。でも公営住宅に引っ越した後はがらりと環境が変わってしまった。さびしい。」とこぼす方もいらっしゃるそうです。せっかくできた人のつながりが自宅の倒壊、避難所の解消、仮設の解消に伴い、幾度となく絶たれています。
また、在宅で生活する方々の中にも、ローンの支払いなどを抱えている世帯も少なくありません。
このように個別化する問題に対して、遠く離れた名古屋からできることは少ないかも知れませんが、今月24日~26日にかけて、「第2回あいち・かりわ元気交換いいもの発見ツアー」のために、11名で刈羽を訪問し、地元の皆さんと交流する予定でいます。
ささやかではありますが、このつながりを大切にしながら、震災から2年を迎えた被災地から学びつつ、一人でも多くの地元の皆さんの笑顔を見ることができればと考えております。
報告は後日MLやブログでアップいたします。
今後とも、ご支援のほどをよろしくお願い申し上げます。
RSY浦野