かわいいお客さん (昨日の事務所から)

岩瀬です。今朝(9月7日)にかけて、大きな台風が過ぎていきました。
一方、事務所にはかわいらしいお客さんがいらっしゃいました。
とても新鮮だったのでご報告します。
昨日は、福祉体験の授業で、中学生がお話を聞きにやってきました。
浦野さんを囲んで話を聞いて質問をして、大きな声で元気に挨拶やお礼を言って帰っていきました。
受け入れ担当もお話するのも事務局長の浦野さんですが、自分が中学生のときってどんな感じだったっけ?どんな子達がくるのかな?など考え少しわくわくしていました。
しかし・・・予定時刻になってもなかなか姿がみえません。
どうしたのかな、台風の影響で遅れているのかな?とスタッフで話していると、電話が鳴りました。
「はい、レスキューストックヤードです」と電話をとると・・・中学生からでした。
どうやら(というよりは、やっぱり?)道に迷ってしまったようで、案内をしてほしいとのことで、道案内をしました。「よかった、もうすぐ来れるんだな」と一安心しました。
が、電話を切ってからもなかなか現れません。
教え方がまずかったのかな?、また違う方向へ向かってしまったのかな?と再び不安になった時、少し開いていた事務所のドアの間から、小さいけど子供の声が聞こえました。
「もしかして?」と思って外を見たら、制服を来た中学生が5・6人うろうろ。
声をかけると、道に迷って電話をくれた中学生でした。
確かに、レスキューの事務所の場所はわかりにくいかもしれません。
雨も降っていたし蒸し蒸ししていたので、バテバテで、暑いぃ?と連呼していました。
しかし、あまり時間もなく早速浦野さんとの話に入りました。


それでも、「なんで仕事しようと思ったんですか??」「地震の被害にあった人には、どんな言葉をかけますか?」と、考えてきた質問をしたり、逆に被災地の写真等を見ながら「みんなだったらどんな言葉をかける?」「ボランティアで被災地に行くときは何を持っていけばいいのかな?」という浦野さんの問いかけに、「だいじょうぶですかー?何か不安に思っていることありますか?って言う!」とか「スコップと軍手とかもっていく!」と、とても元気に答えていました。
私は耳で聞いていただけですが、想像以上に興味津々のように感じました。写真もいっぱい取っていったので学校へ帰ったらどんな報告をするのか楽しみです(聞けませんが)。
中学生くらいのときに見たこと聞いたとこって、その時はあんまりわからなくても、記憶には残っているような気がします。
今日の、このほんの一時間くらいのやり取りが、じわじわと防災の啓発つながるのかな、と思うと、ちょっとわくわくしました。