【第11報】8月28日からの大雨洪水について(名古屋市)

みなさま
 いつもお世話になっております。RSY事務局藤田です。
 今日は西区のボランティアセンターに集合した、20名のボランティアさんが4班に分かれて西区内の学区を回りました。
 今日の目的は、困っている方が本当にいらっしゃらないのか今一度確かめるためです。
 発災から日にちが経っていることもあって、特にその場で必要な作業はありませんでしたが、時々濡れた畳や家具が外に出されているところも見受けられました。
 向かいに濡れた畳が積み上げられていたところにお話を伺うと、役所に問い合わせたところ廃棄などの処理は自分達で担うが、補助などについては検討すると言われたとのことでした。
 アパートの一階部分全戸(5戸)が床上浸水になったところでは業者による作業により床板が外されていました。
 お店を経営されている方にお話を伺うと、道路の向かい側は被害がないけど、ご自身のお店は床上浸水になり、前に置いてあった自販機3台が故障してしまったそうです。そこから一区画離れた自販機も故障していました。
今日行った活動のように、地道に足で回りながら状況を聞き、困っている方が本当にいらっしゃらないかどうかを確認することが、自ら声を出せない方を探し出せる最終的な手立てであり、本当に大切なことだと痛感しました。
 報道も下火になり、目に見える被害が聞こえてこなくなっても、最後の一人の方の生活が元に戻るまで支援を続けなければいけないのだと思いました。
そのためには引き続きみなさまの目と支援が必要となります。
 今後ともご協力をお願いいたします。