【第6報】8月28日からの大雨洪水について(名古屋市)

皆様
栗田です。お世話になります。
第4報でお知らせしましたとおり、8月30日(土)縲鰀31日(日)にかけて市内2箇所に
「プチボラセン」を設置しました。両日とも30名以上の参加を得て、市内でも被害の
甚大だった北区・中川区・港区内の地域でチラシを配布しながら練り歩き、必要に応
じて即座に作業に応じてまいりました。
30日は雨でしたので「晴れたらすぐにでも外へ出したい気分」とか、逆に「昨日で片
付いた」といわれる方、そして浸水当時の様子、「一気に水が来た」「前の道路が瞬
く間に川のようになった」「夜中だったので動きようがなかった」「8年前の水害で
は浸からなかったのに…」など、そしてひたすら愚痴をこぼされたりなどなど、本当
に様々な方と出会ってきました。
そして、すぐにでも手伝ってほしいといわれた世帯は2日間でおよそ45世帯。室内の
清掃やごみの搬出などに対応しました。特記すべきは、浸水当初そのまま、濡れた畳
で生活をされていた方も、僕が関わっただけでも4世帯ありました。早速10人がかり
で畳だしまでを担いました。
多くの被災者は「災害ボランティア」を理解しているはずもなく、これら深刻な方を
含めて「ニーズ」があがることはありえません。待っていてはだめですね。ですか
ら、ボランティアは「おせっかい」でも積極的に声をおかけしていく姿勢が大切だと
痛感しました。また地元自治会や民生さんらとの協力は不可欠です。名古屋では区や
区社協がこのあたりをつないでくれています。
しかし、名古屋市はでかい。16区ありますが、一つの区に10縲鰀20万人住んでいます。
だからなおさら丁寧に被災した地域を動くしかありません。そこで、この2日間の活
動を踏まえ、市・市社協・ボランティアの三者で協議し、「名古屋市災害ボランティ
アセンター」を設置することになりました。ただし手法はこれまでと同じです。明日
からも「声ひろい&即作業」のスタイルで活動を続けてまいります。
今のところ、なごや災害ボランティア連絡会を中心に、市内のボランティアさんに呼
びかけて実施いたしますが、明日から新学期の節目でもあり、先刻お願いしました岡
崎市同様、平日の対応が手薄になることが予測されます。皆様方にも具体的にご依頼
をさせていただくことになるかもしれませんので、引き続きお見守りいただきたく、
よろしくお願いいたします。


>>浦野からの補足です
現在、岡崎や名古屋のボランティアセンターから発信されている情報では、ボラ
ンティアの募集範囲は、「愛知県内が中心」となっております。
そのため、今回の募集も県内の方を中心にお声がけをしております。
とは言え、今後平日を迎えるにあたり、人手不足の課題は解消されておらず、引
き続き対策を検討している段階です。
これまでにすでに何人かの皆さんにはお問い合わせを頂いておりますが、県外で
あってもまとまった人数でのボランティア派遣が可能な場合、一度浦野までご連
絡・ご相談頂けませんでしょうか?(浦野携帯:090-8731-0014:RSY専用携帯)
ボランティアセンターの状況は、日々変化していくため、状況に応じて、現場と
の調整をはからせて頂ければと思います。
いち早くお電話、ご連絡を頂いた皆様、まことにありがとうございました。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。