減災キャラバンon上町台地スタート!

 2007年にRSYが発行した冊子『いのちをまもる智恵』を基にしたパネル展示を中心としたイベント「減災キャラバン」が、昨年の愛知・豊橋、兵庫・豊岡に続いて2月1日から大阪・上町地区で始まりました。題して「減災キャラバンon上町台地」。28日までの1カ月間という長丁場のイベントとなります。
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 上町は大阪城のすぐ南という都市部にあり、かつ「上町断層」という活断層の真上で、阪神・淡路級の大震災が発生する可能性が指摘されています。住人の高齢化や建物の老朽化も進んでいますが、同時に昔ながらのコミュニティーや下町の良さが残っている地域でもあります。
 私たちはこの地域の人たちとともにイベントを催しながら、互いに「智恵」を学びあい、「その日」に備えたいと思っています。このため今回はパネル展示の会場を4カ所に分散、毎週末に各会場ゆかりのゲストを招いて計4回の「リレートーク」を開くことにしました。
 日程と会場、リレートークのゲストは以下の通りです。
 2月1~7日
 應典院(http://www.dairenji.com/dairenji/dairenji_6_1.html
 リレートーク 6日午後7時~
 「僧侶の覚悟~いつか出会う被災死への向き合い方」
 ゲスト 秋田光彦氏(應典院住職)、五百井正浩氏(玉龍寺住職)
 2月8~14日
 萌
 リレートーク 13日午後7時~
 「対話の覚悟~”その日”をともにする他者への向き合い方」
 ゲスト 呉光現氏(聖公会生野センター総主事)、渥美公秀氏(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター准教授)
 2月15~21日
 高津宮(http://www.kouzu.or.jp/map.html
 リレートーク 20日午後7時~
 「避難所の覚悟~避難してくる被災者への向き合い方」
 ゲスト 小谷真功氏(高津宮宮司)、田中保三氏(阪神淡路大震災まち支援グループ「まち・コミュニケーション」顧問)
 2月22~28日
 練(http://len21.com/index2.htm
 リレートーク 27日午後7時~
 「路地の覚悟~長屋のまちでの”その日”への備え方」
 ゲスト 六波羅雅一氏(からほり倶楽部代表理事)、白石喜啓氏(有限会社ライフステージ代表取締役、地域住民)、菅磨志保氏(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター講師)
 また、2月15日午後1時~3時には、オプショナル・イベントとして『いのちをまもる智恵』作者の花村周寛、吉椿雅道両氏と上町台地を歩く「まち歩きトーク」も開催します。
 ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
 チラシは↓コチラ。
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