震災がつなぐ全国ネットワークより、震つなブックレットKOBEの検証シリーズ新刊「災害ボランティア文化~阪神・淡路大震災15年と震つな~」が、KOBEから15年の2010年1月17日、発刊しました。
今や被災地には欠かすことのできない存在となった「災害ボランティア」について、その「文化」としての熟度、課題をボランティア自身の視点から検証する一冊です。ぜひご一読ください。
チラシはこちら。
また、発刊に合わせ出版報告会を実施します(1月27日18時30分~神戸市教育会館にて)。ぜひご来場ください。
出版報告会の案内はこちら。
(序章「発刊の願い」より)
震つなは「何か大切なもの」を捜し求めてきた。それは「丁寧さ」、「一人ひとり」、「創造しあう」、「関わり続ける」…。あぁ、いろいろな過去の現場が浮かぶ…。そしてさらに探求し深めていくために、震災から15年という節目の年にあたる今、もう一度原点に返り、何のための災害ボランティアなのか、本当に「文化」だと胸を張って後世に残すべきものは何なのかを確かめたいのである。
この意味で本書は、震つなの軌跡の記録のみならず、自身の懺悔であり、遺言でもある。これまで災害現場でともに汗を流したすべての仲間に、そして、今後発生が危惧される災害の現場に駆けつけるであろうまだ見ぬ未来の若者らすべての人に本書を捧げたいと思う。
(目次と主な執筆者)
- 第1章 災害ボランティアは何をしてきたのか(村井雅清/矢野正広/栗田暢之/村野淳子 他)
- 第2章 災害ボランティアの文化とは何か(吉椿雅道/浦野愛/鈴木隆太/白鳥孝太 他)
- 第3章 震つなへの遺言(室崎益輝/渋谷篤男/渥美公秀/田中淳/黒田裕子/黒澤司)
- 第4章 震つな座談会「つながりの中で解決する」
(表題)
KOBEの検証シリーズ「災害ボランティア文化」~阪神・淡路大震災15年と震つな~
(編集委員)
栗田暢之/中川和之/菅磨志保/松田曜子
(発刊日)
2010年1月17日
(価格等)
630円(税込)・A5版・64頁
(購入・問い合わせ)
オンラインショッピングから購入出来ます。
震つな事務局事務局までお問い合わせ下さい。
※「災害ボランティア文化」は競艇の交付金による日本財団の助成金を受けて作成しました。