「防災の森づくり 川づくり」 【6/27】第1回シンポでスタート

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 皆さま
 いつもお世話になっております。レスキューストックヤードの関口です。今回は当法人の本年度新規事業「防災の森づくり 川づくり」のご案内です。
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  「ゲリラ豪雨」をはじめとして、各地で多発する水害。その被害を拡大させる要因の一つに「山の荒廃」があげられています。間伐などの手入れが行き届かず、山が本来もっている保水力が低下して、土砂崩れや河川への大量の木の流出を引き起こしてしまうのです。その被害を受ける下流の都市の住民が山の荒廃をくいとめるためにできることはあるでしょうか。そこで私たちは日本に昔から伝わる山の雑木の利用法「粗朶(そだ)」づくりに注目しました。
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 粗朶ってなあに? どうやって何に使うの? まずは第1回シンポジウムにお越しください。粗朶を川の護岸整備に役立てている全国でも珍しい岐阜県の例をはじめ、昨年の水害被災地・兵庫県佐用町の「炭」を使った復興プロジェクトなど、「山と川をむすぶ防災」の意義を、森林・防災の専門家を交えて話し合います。
 7月から12月にかけては、実際に岐阜県内の山に入って粗朶づくりを体験する講習会なども企画します。詳しくはチラシをご覧のうえ、ドシドシお申し込みください。【防災の森づくり 川づくりチラシ(PDFファイル)
 第1回シンポジウムは下記の要領で、参加無料・申込不要です。防災や環境に関心のあるかた、お誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。どうぞよろしくお願いいたします。
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「防災の森づくり 川づくり-『粗朶(そだ)』がむすぶ豊かな里山とやさしい河川」
第1回シンポジウム
6月27日(日)14:00-16:30
ダイテックサカエ6階ホール(名古屋市中区錦3-22-20、丸栄百貨店の斜め向かい)
※参加無料・申込不要
【報告1】兵庫県佐用町の水害被災地復興 炭プロジェクト(被災地NGO恊働センター代表・村井雅清さん)
【報告2】森林の水土保全機能(岐阜大応用生物科学部教授・木村正信さん)
【報告3】粗朶沈床工の歴史と実践(井納木材社長・井納英昭さん)
司会=レスキューストックヤード代表理事・栗田暢之
主催・特定非営利活動法人レスキューストックヤード
後援・国土交通省中部地方整備局、愛知県、岐阜県
COP10パートナーシップ事業
セブンイレブンみどりの基金助成事業
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