新燃岳噴火災害について[第40報]

皆様
RSY事務局藤田です。本日より、宮崎県高原町に入りました。
3月13日(日)の報告をさせていただきます。
本日は中越・KOBE足湯隊の頼政良太さんと一緒に活動しました。
なお、頼政さんは本日別件で他県に向かい、その後兵庫に帰られるとのことです。
今日は曇り空。写真でしか見たことのなかった町は、天気と噴火のどちらで曇っているのかわからなかった。
午後から、今までニーズ発掘や顔つなぎでお世話になっている、Mさんのお宅にお邪魔させていただいた。
「うちは青学の学生さんたちのお陰でずいぶん助かったよ~。」と仰っていた。
一方で昨日の頼政さんの報告にあったように、東北地方太平洋沖地震の被災地が気になっておられるご様子。
特にお仕事の関係での知り合いの方との連絡がつかないとのことで、とても心配をされていた。
また、お寺では「(地震のことが気になり)噴火以降初めて、新燃岳を一日に一度も見なかった。」、「私たちは今回は噴火の被害は受けたものの、普段は温泉や観光などの恩恵を受けているが、(東北の地震は)何もかも奪ってしまった。」などという声を聞いた。
少し道路を歩いたが、今までの報告であるように、主要幹線道路はほとんど灰があったことがわからなかった。
しかし、お宅や牛舎の屋根や庭などの灰除去のニーズや気になるお宅はまだある。
17:45には、5日ぶりの噴火が起きた。噴火時の音は感じられなかったが、外に出てみると、火山雷が鳴り響いていた。
「また灰が降るね。せっかく作業したのにね。」との声。
16日の午前には、高原ハートムさんからのご紹介で、足湯を行う予定。
そのために、明日・明後日中に足湯に協力してくださる方を募り、一度練習をしてみることを考えている。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
郵便振替00920-7-75997「震災がつなぐ全国ネットワーク」
通信欄に「新燃岳噴火災害」とご記入ください。