新燃岳噴火災害について[第46報]

皆様
RSY事務局藤田です。
3月19日(土)の報告をさせていただきます。
今日はまた暖かさが回復したようだ。しかし、午後からは曇り空になった。
午前は、昨日訪問した70代のご婦人のお宅の庭の徐灰作業を行った。
ご婦人は幾年か前に、台風による土石流に経営していたお店が巻き込まれた経験があるとのこと。「その時もたくさんの方にお世話になったが、今回も様々な方にお世話になっている。本当にありがたい。」と涙を流された。
庭の土と同化したように見えた灰は、掘ってみると何cmも積もっていたことがわかった。そして、固く・重くなっていた。樋からつながる水のはけ口の下には、灰が山のように積もり、樋に詰まった灰が管を通って、雨と一緒に流れ出たことがわかる。灰は時間が経てば経つほど除去に手間がかかる。できることなら早めに取り除きたいものだ。しかし、灰が日常化しつつあることと、「東北・関東の地震に比べれば、こちらは自分で頑張らないと。」という意識が邪魔をしているようにも感じる。
午後からは、狭野神社近くの生活道路や歩道の徐灰作業を行った。
作業としてはなかなかキリがつかないが、その周辺にお住まいのある方々より、お礼や労いの言葉をいただいた。ボランティアの姿が、日常として受け入れられているということだと感じる。
明日は雨の予報。降ったとしても、なるべく早めに止んでほしい。
宮崎から東北へ、支援の輪~「野菜サポーター」にご協力ください!
http://shinmoedake.seesaa.net/
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