皆様
RSY事務局加藤です。
本日3月25日(金)より再び高原町で活動を開始しました。
今日は、20日より高原で活動をしていた被災地NGO恊働センターの頼政良太さん
から引き継ぎを受けました。
約2週間ぶりに高原を訪れ、ほぼ1ヶ月半前に初めて訪れたときのことを振り返る
と、このあたりもそこら中で灰が舞って、積もっていたが、その時に比べるとず
いぶん落ち着いたと感じる。おとといにも噴火はあったが、都城方面に流れたと
聞いた。精肉店の女性も「少しはまだ降っているけど、ずいぶん片付いたし、気
持ちも落ち着いたわ~」と笑顔を見せてくださった。2月の上旬にボランティア
に来られた親子が再度来られていて、その方も「あの時はすごかったなあ」と振
り返った。しかし、風が吹くと灰が舞っているし、見た目ではそう感じても、ま
だ掃除のできていないお宅があることは、これまでの活動からも見えてきたこと
である。
本日、お寺では、東北の地震に向けた後方支援の活動が行われていた。おもに、
救援物資の仕分けと、野菜の梱包作業である。集まったボランティアさんの中に
は、連日宮崎市内から通っているという宮崎大学の学生さんの姿が!明日も彼女
は宮崎からこちらに足を運んでくる予定だ。明日は他にも宮崎大学の学生さんが
8人来る予定で、他に、延岡にある九州保健福祉大学からは20人以上の学生さん
がくることになっている。近隣の学生さんがたくさん高原に支援にくるというこ
とで、大変心強く思う。明日は、一緒に大根を抜く作業や灰の除去作業をする予
定だが、是非足湯ボランティアについて、ミニ講座を行い、これからも続く噴火
災害に対しての長期的な支援として、地元の大学生が関わっていってもらえるよ
うになればと思う。
他県からのボランティアの方にもお話を伺った。東北に知人がいるという方で、
まだ東北には支援に入れないから、新燃岳の支援に行こう!といって高原に来ら
れた方に出会った。その方からは「来る前は正直、新燃岳の噴火ってあったな~
と思ってたんだけど、来てみて作業したら、大変なことだと実感した。やっても
やってもなかなか終わらないから。その人にとってみたら、一大事。精神的に大
変。」とおっしゃって、この経験を知人にメールをしたりして、伝えているという。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
郵便振替00920-7-75997「震災がつなぐ全国ネットワーク」
通信欄に「新燃岳噴火災害」とご記入ください。