宮城県七ヶ浜町報告【第36報】足もほぐほぐ、心もほぐほぐ

こんにちは。
足湯担当スタッフの清水玲奈です。
生まれも育ちも七ヶ浜で震災後しばらくしてからボランティア活動を始めました。
その時に、レスキューストックヤードの浦野さんに声をかけていただき、
今では足湯担当の専属として活動しています。
9/1はぐずついた天気の中、記念すべき60回目の足湯を行いました!
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32陣の10人のボランティアの方たちが七ヶ浜中学校・集会所で足湯隊として活動してくれました。
今回は9人の方が利用してくださいました。
雨がぽつぽつと降ったり止んだりしていたので、初めのうちは人がいなかったのですが、「集会所で足湯やってまーす!」と宣伝したところぞろぞろ来てくださいました。時には、足湯が来たことを知ったとたん、杖を忘れて来るほど急いで来てくれる方もなかにはいたりしました。嬉しいけど、そんなにあわてないでね!
足湯隊の方たちは、私が指示をしなくてもテキパキと動いて下さりスムーズに進めることができました。
つぶやきの中にはこのような声がありました。
・最近は夜蒸し暑くて眠れない。
・仮設に1人暮らしなので、外に出て友達と話すのが今の生きがいなんだよ。
・ボランティアさんいつもいつもありがとう。
・津波で流されて良いことなんて何もない。
・七ヶ浜のどこが気に入ったのかなあ?人柄かな?雰囲気かなあ?
足湯は3月から継続的に続けていますが、今では話題が世間話や明るい話が多くになり、時には冗談を言って下さる方もなかにはいます。
でも、震災の恐怖などはすっかり心の中から消えたわけではありません。
これからも、この活動を続け少しでも被災者の心に寄り添えるようにしていきたいと思います。
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