宮城県七ヶ浜町報告【第37報】名古屋からの贈りもの、七ヶ浜からの贈りもの

皆さま
お世話になっております。きずな館事務局の清水です。
第31陣(8月24日―30日)の活動報告をご紹介いたします。
下記報告文中にある「名古屋カフェ」とは、流失・大規模半壊でアパートなどを借り上げている在宅被災者の方を対象とした名古屋学院大生による企画イベントで、今までなかなか接点を持つことができなかった方々と交流をもつことを目的としています。
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名古屋から約12時間をかけてマイクロバスに乗り、無事に宮城県の七ヶ浜町に到着することができました。途中体調不良の方が出てしまい1人名古屋に帰ることになってしまいましたが、その方の分まで頑張っていきたいです。(後日、その方から体調が回復したと連絡をもらったので安心しました。)
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活動初日の朝食後は皆でボランティアセンター(通称ボラセン)に向かい活動開始です。
しかし、僕たち以外にもボランティアに来ている人がいると思っていましたが、いざボラセンの中にはいると想像以上のボランティアの方がみえて正直びびりました・・・。
でも僕たちも誰かの役に立ちたいという気持ちは負けません!!
皆いくつかのチームに分かれて仕事を割り振られました。僕はとある住宅の側溝が泥で埋まっているためそれの泥だしでした。
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炎天下のなかスコップを使い一生懸命泥だしを行い、最初は側溝が埋まっていましたが、最後には泥をきれいに片付けることが出来ました。依頼者の方にも感謝され、お礼に参加者全員に缶ジュースを振る舞ってくれてみんな大喜びでした。誰かの役に立つというのは嬉しい限りです。
翌日から今回の一大イベントである名古屋カフェのミーティングが行われ、皆の意見がぶつかり合い、話し合いだけでも大バトルを繰り広げました。それだけ皆はこのイベントに期待しておりやる気は十分というのを強く感じました。
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名古屋カフェとは名古屋学院大学主催で行われるイベントであり名古屋名物を現地の方に食べていただいて、その勢いでおしゃべりしながら仲良くなろうというイベントです。
今回は名古屋名物である五平餅を振る舞うことになっており、早速五平餅を作るチーム、会場の設営に分かれて行動しました。
その時には僕たちの大学の教授である小松教授も応援に駆けつけ、より一層の盛り上がりをみせました。
五平餅を200程作るために大忙しでしたが、なんとか作りきることができて準備は完ぺきです。当然お待ちかねの味見タイムもあり皆で五平餅を美味しくいただきました。我らが教授も大満足でしたが、出来たては熱いから大変です。
                                
いよいよ我らが31陣もいよ最終日になり、今回は仮設住宅に住んでいる方に震災後についてお話を聞きました。地震が起きたときにまだ小さい息子さんと娘さんを連れて避難しながら奥さんと合流するまでを語ってくださって改めて地震の恐ろしさと被害の大きさを知ることができました。
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夫婦の方にお話をお聞きしたのですが最後に「生きているだけでもうけものだよ。君たちのようなボランティアみたいに震災後に知り合った方と出会えたのは決してマイナスではない。」と語ってくれました。これには強く胸を打たれて心のなかで被災者は可哀想と思っていた自分が恥ずかしいです。
七ヶ浜の皆さんは僕達に「お疲れ様、ありがとね」と声をかけてくださって、ボランティアの励みになります。
やっぱりこの街に来ることができて本当によかったです。七ヶ浜最高~!!
(報告者:渡辺)