【報告】「福島と名古屋をむすぶ子ども会 in 東別院」に参加しました!

みなさま
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RSY事務局です。
雪の舞うクリスマス、25日に東別院での足湯・おしゃべり・手芸ボランティアを行いました。福島県二本松市からの親子を迎える真宗大谷派のお寺の企画にRSYも協力させていただくかたちでボランティアを募集したところ、なんと30名以上の方に集まっていただきました。「現地に行かなくても東北を応援したい」という方がたくさんいることを実感しました。また「震災から9ヶ月以上がたっても「忘れていない」という気持ちで何かしたいと思った。」、「お歳暮プロジェクトにも参加したよ~」という方など様々な方が参加してくださいました。
23日~29日まで滞在されている二本松市の方々はお出かけしている方が多く、フリースペースに来られた方がとても少なかったので、少々ボランティアさんたちにとっては、想像していた活動とは違ったかもしれません。ずいぶん寒い一日でしたが、二本松市の皆さんは動物園など思い思いの名古屋観光を楽しまれたようです。
せっかくなので、ボランティアさんたちにも足湯を体験してもらいました。それぞれ、足湯の不思議な力を実感されたようで、数人の方が始めると、徐々にみなさん足湯をする側される側、どちらも体験してくださって会話も盛り上がってきました。現地にも行きたいという学生さんもいて、「これでいつでも現場で足湯ボランティアができる!」と言っていました。足湯を通して不思議と交流が生まれ、今日初対面だったボランティアさん同士もいつの間にか仲良しに…。なんとも不思議な足湯の力をまた実感しました。
手芸コーナーでは「まけないぞうつくり」も行いました。まけないぞう作りを県外避難者の方の交流会でも行い始めているボランティアさんを中心に進めていただきました。たくさんのかわいいぞうさんが出来上がりました。
※まけないぞうとは?
お孫さんと一緒に二本松市から来られていたご夫婦は、目に見えないものに対する不安をお話しされていました「孫の幼稚園の送り迎えもいままでは歩きだったけど今は車で。外で遊ばせられないからかわいそうだよ。帰ってきても外で遊ぶのは30分だけ。それから家の中に入れって言っても、嫌なんだよな~遊びたいんだよなあ~」と。また「40年くらいはかかるって言われている。そうやって言われてるところに私たちはまた戻るの。」と、奥様は足湯の間ぽろりと涙をこぼされていました。
最後に、RSYのボランティアバスに参加されたボランティアさんのお母様とそのご友人によるトーンチャイムの演奏が行われました。クリスマスということで、キラキラ星やきよしこの夜、またアンコールの声もあがったアメージング・グレイスを聴かせていただきました。
初めて知りましたが、トーンチャイムという楽器は日本で作られた楽器で、振ると音が鳴り、人が集まって一緒に音色を奏でるというもの。福祉施設などでも演奏したりするそうです。
今回はたった1日の参加となりましたが、あらためて、「何かしたい」想いの方、その想いを持ち続けながら日々を過ごしている方が近くにたくさんいるんだということを感じました。継続して支援を続けている七ヶ浜町を始めとした東北の応援、愛知県に避難されている方の支援、そして「これから大きな地震がくる」と言われている私たちの地域を私たち自身がどうしていくのかを一緒に考えていく仲間がまた少し増えたような気がしました。
みなさま、また今後もよろしくお願いします!