皆さま
お世話になっております。
「うるうるお歳暮プロジェクト」は約800件の箱詰めを終え、23、24日にかけて宮城・七ヶ浜と三重・紀宝町で被災者の皆さんに手渡しをする最後のミッションに入りました。
七ヶ浜にはボラバスの運転手経験者ら5人が名古屋から現地入り。マイクロバスいっぱいに積んだ箱と、すでにトラックで運び込んでいた100箱以上の荷物を、地元の民生委員さんと手分けしてお届けに回りました。
七ヶ浜だけでなく、仙台や多賀城、塩釜、利府といった地域にも家をなくした七ヶ浜のかたたちが、親戚に頼ったり自らアパートを借りたりして住んでいました。皆さん、町の細かい情報が入らないことに困っており、「今後もイベントなどの情報提供をお願いしたい」と言ってくださいました。
塩釜のアパートでは七ヶ浜のかたが3世帯、別々に引っ越していたのですが、互いに知らないかたがたもいました。今回、私たちがアパートの2階のかたにお歳暮をお届けしようとしたところお留守で、そのことを1階のかたにお伝えすると「じゃあうちで荷物を預かってあげる。ごあいさつしたいから」と申し出てくださいました。このお歳暮が被災者同士の交流のきっかけにもしてもらえたようです。
24日夜までにお届けできなかった約20件の荷物はやむなく宅配便に出し、第2陣のミッションは完了しました。紀宝町も23日にボランティアさん3人が地元社協のかたの案内でお子さんのいる十数世帯を回り、大半を手渡しすることができました。残り数人分のお届けを手配して、このプロジェクトは完全に終了します。
かかわっていただいた大勢のかたがたへの感謝と、被災した皆さんの安らぎを祈って…メリークリスマス!