宮城県七ヶ浜町報告【第61報】サンタが家にやってきた

IMG_0148.JPGIMG_0081.JPGP1040995.JPGいつもお世話になっております。
きずな館 郷古です。
2011年12月24日に七ヶ浜ボランティアきずな館での2011年最後の企画である「サンタが家にやってきた」が開催されました。
この企画は毎年、七ヶ浜町子育て支援センターで 企画・運営 をしているものですが、今年度は震災の影響で、開催が危ぶまれていました。しかし、「沢山の応援があればできるかもしれない!」というスタッフの方の想いをお聞きし、RSYもお手伝いさせて頂くことにしました。
その想いに賛同したのは私たちだけではありませんでした。
この企画の目的である「震災で住み慣れたを離れ、仮設住宅等で新生活を始められた方々が、少しでも楽しみや心安らぐきっかけを作ること」、「一人暮らしの方、高齢者世帯などの孤立防止」、「子どもたちに夢を与え、家族で楽しいひと時を過ごしてもらうこと」をご理解くださった地元社会福祉協議会や災害ボランティアセンター、NPO法人アクアゆめクラブの有志の皆さんや、地元住民の方々の応援もあり、例年よりグレードアップして開催することができました。
また、あいち生協さんからは今回も多大なるご支援を頂きました。
皆さんにお届けするプレゼント(お年寄りは「はらまき」、子どもは「お菓子&おもちゃ」、65歳以下の一人暮らし世帯には「ビールとおつまみ」)の用意や、当日の運営にもご協力くださいました。また、お子さんへのプレゼントとして希望が丘保育園父母会からパズルをご提供いただきました。
当日は、RSYボランティアバスの43陣メンバーでプレゼントを梱包し、地元七ヶ浜町民、県外のボランティア、国外のボランティアが、サンタさんや助手、送迎役として集結し、それぞれのお宅へ向かいました。
応急仮設住宅には、事前には告知せずいきなりお宅へ訪問し、
「メリークリスマス!」
子どもたちはもちろんおじいちゃん、おばあちゃんもびっくり!しかし笑って、プレゼントを受け取ってくれてとても喜んでくれました。
自宅で生活している子どもたちへのプレゼントは、その保護者の方から事前に買っておいたのを預かり子どもたちにサンタから手渡ししました。欲しいものが入っていてとってもびっくり!そして満面の笑みを見せてくれました。
雪が降り、ホワイトクリスマスになった寒い七ヶ浜でしたがサンタさんたちも笑顔がたえない心温まる夜になりました。