宮城県七ヶ浜町報告【第64報】 手作りチョコレートを送りましょう笙。

皆さま
お世話になっております。七ヶ浜きずな館ボランティアの勝田です。
先週はバレンタインでしたね笙。 きずな館の男性陣は七ヶ浜のお母さま方、ちびっこ達から心のこもったチョコレートをいただき、とってもうれしそうでした!
女性陣は・・・チョコレートの用意などすっかり忘れ(笑)、こちらもちびっこ達からかわいらしい手作りの「友チョコ」をもらって大喜びでした(o^▽^o)
さて、バレンタイン直前の週末2月11日に行ったイベントは『バレンタイン手作りチョコレート企画 手作りチョコレートを送りましょう』!! 被災された方のうち、応急仮設住宅以外で生活している方々を対象に催されました。
当日はなんと8歳から70代という幅広い年代の方々が20名以上も集まってくださいました☆
応援に駆けつけてくださったあいち生協の皆さんのやさしい手ほどきの下、製菓用チョコレートを細かく刻んで、湯銭にかけて溶かし、ハートのカップに流し入れ・・・仕上げに色とりどりのトッピングをして出来上がりです♪IMG_0608.JPG
「チョコレート作ったのなんて初めて」「楽しいわね~」「子供がすごく上手でびっくり!」と、大人も子供も、初めて会う方同志も一緒になって協力し、ワイワイと賑やかに500個以上のチョコレートを作りました(*^o^*)/
片づけが終わるとホッと一息。お茶っこ飲んで、最後には全員での集合写真をパチリ!予定時間の2時間はあっという間に過ぎてしまいました☆
応急仮設住宅には比較的多くの支援が入りますが、アパートなどを借り上げて生活されていたり、被災した自宅の2階などに住み続けている在宅被災者の方々というのは、誰がどこにいるかという情報を掴みづらく、支援として「もの」も「ひと」も「情報」もなかなか届きません。
忘れられている、見捨てられている、私たちはいつも後回し・・・との不安を少しでも取り除けられるよう、また、別の町に住んでいる方々が地元七ヶ浜に足を運ぶきっかけとなり、同じ境遇の方々同士が出会う機会となってほしいと願い、7月以降、毎月1回のペースで在宅被災者向けのイベントを催しています。
これら在宅被災者の方々へは昨年末に七ヶ浜町と共同で「お歳暮うるうるパック」の配布も行いました。多くの方々の協力により、1件1件手渡しでお届けしたことで、新たに111世帯から、今後きずな館からのイベント情報などをお送りすることに同意を得ることができたのです。今回のイベントは、なんと今までの約2倍以上の世帯へ案内を送ることができました!
そのおかげで当日は、このようなイベントに初めて参加してくださった方、顔なじみの方に再会された方の笑顔を見ることができました☆
※「お歳暮うるうるパック」とは・・・「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議」を通じて、企業から無償で提供された支援物資を被災者のニーズに合わせてパック化したものです。
 ・お歳暮お届け隊第1弾 報告はコチラ
 ・お歳暮お届け隊第2弾 報告はコチラ
IMG_0616.jpg
みんなで作ったチョコレートは参加していただいた方にお持ち帰りいただくのはもちろん、今回ご案内をしたけれど、この会場にお越しいただくことができなかった方々へ向け、愛知から届いた心のこもったメッセージカードと共にお送りました。
次回のイベントにはまた一人でも多く、足を運んでくださり、顔の見える仲間が増えますように、想いをこめて・・・