RSY会員、ボランティア、関係者のみなさま
初夏の候、皆様にはいっそうご活躍のこととお慶び申し上げます。
また、平素より当法人の活動に対するご理解、ご協力に感謝申し上げます。
さて、6月23日(土)、当法人の総会、並びに設立10周年記念シンポジウム・パーティーが無事終了致しました。
総会には約40名の会員の皆様にご出席頂き、議事・審議内容についてご承認を頂くことができました。
総会終了後は会場をテレビ塔に移し、「今後10年の防災とRSYについて考える」シンポジウムが開かれました。
パネリストの名古屋大学大学院教授 福和伸夫先生からは、RSY10年の歩みを振り返ると共に、南海トラフの巨大地震想定について解説して頂き、この地域で予測される被害状況や減災対策への備えの必要性、その中でのRSYの役割などについてご教授頂きました。
また、名古屋建設業協会会長 山田厚志さんからは、「RSYの一番の強みは丁寧さ。この丁寧さが周囲の信頼を生んでいる。今後もこの強みを大切にして頑張って欲しい」という身の引き締まるお言葉を頂戴しました。
パーティーには、遠く仙台から駆け付けて下さった方、17年前の発足時から活動を支えて下さっているボランティアさん、「地域防災」の在り方を学ばせて頂いた自治会関係者の皆さん、行政や企業、NPO等関係団体の皆さん約100名がご参加下さいました。
Voices of Visionさんのゴスペルがパーティーに華を添え、RSYがこれまでに関わった被災地から寄せられた心温まるメッセージも読み上げられました。
会場には機関誌「あるある」、編集委員からのメッセージ、RSYの活動写真パネルが展示されました。また、有識者や会員の方々にご協力頂いた「400字提言集・日本の防災私たちは何をする?」の寄稿文集も、皆さんのお手元に無事お届けすることができました。私たちは、これまで歩んできた10年間の重みを実感すると同時に、共に歩き、学び、支え続けて下さった皆さんへの感謝の気持ちで一杯です。
この10年間で学んだことをしっかり実践しながら、次の10年に向けて減災に務める決意を新たにし、皆さまへの感謝の気持ちに代えさせて頂きます。
今後とも、引き続きよろしくお願い申し上げます。
特定非営利活動法人レスキューストックヤード一同