宮城県七ヶ浜町報告【第110報】5月の足湯

皆さま
お世話になっております。きずな館スタッフの清水です。
七ヶ浜町は日が長くなり、半袖で遊んでいる子どもたちの姿も見られるようになりました。
さて、5月の足湯の報告です。利用者 65名、ボランティア 48名、回数 7回でした。
冬の間は足湯のお湯が冷めてしまわないようにと、保温シートを使ったり、
ひざ掛けをかけてみたりと色々試行錯誤していましたが、
これからの季節はそのような心配がないので、ひとまず安心です。
そして「夏に足湯やって、余計に暑くなるんじゃないの?」という声がありました。
しかし、不思議なもので夏に足湯をするとなぜだか、身体がさっぱりするのです。
今後は、仮設住宅以外でも足湯をしていきたいと思うので、興味のある人は体験してみてください!
*最後につぶやきの一部を紹介します。
・母の日に孫からハブの粉末をもらってねぇ。「ばあちゃん、長生きしてね」って言われて嬉しかったよ。(80代 女性)
・若い頃は船に乗っていたから、1時間くらい船に乗ってカレイを獲りに行くのが好きだった。今はやれない。朝40分くらい歩いて山に行く。他にすること何もないの。足湯は初めて。気持ちよかった。また来るよ。(70代 男性)
・私ね、ここで誰か来てたら必ず顔出すようにしてるの。1人でもね。「ありがとう」って伝えておかないと、と思ってね。こんなにいっぱい笑ったの久しぶり。血圧高いからマッサージはダメだけど、足湯には来るの。(60代 女性)
・ここに来るといい社会勉強になるでしょ。初めてここに来たでしょ?津波があってもやっぱり海が見える場所で暮らしたいと思うよねー。ありがとう。(80代 女性)
・海苔やってたから手がこるんだ。夫が海苔やってて良く手伝ったね。それも、突然手伝えって言われて、手袋とエプロン持って朝早くから。海苔は流されてしまってね。若い人たちが集まって再会しようとしているけど、個人でやっていたから(再開は)難しいね。年だし。運動はTVの体操を毎日やってるのよ。(70代 女性)