それぞれの役割

お世話になります。RSY飯田です。
「つながる遊び庭・こどもアートしちがはま」や「足湯」といった、
継続的に行っているイベントでは、参加してくださる方同士や講師、
ボランティアさんもお互い顔見知りになっていきます。
先日の「エコバッグを作ろう!」は、今年度に入ってから初めての親子イベントでした。
当日、スタッフが準備に少し遅れて会場に到着したのですが、
顔なじみのメンバーに、会話をしながら穏やかなムードで準備をし始めました。
すると、いつも来てくださる方が、机を動かしたり準備のお手伝いしてくださり、
他の参加者も「スタッフが少なくて大変ねー」と助けてくださいました。
また、「足湯」でも同じ様なことがありました。
足湯を行うために、いつもお茶飲みをしている机やイスを片づけているのですが、
何も言わなくても足湯を待つ方々が机を動かしたり、順番シートに名前を書いて下さるんです。
ハンドマッサージの手順も、講習を受けたボランティアさんよりも詳しい方もいらっしゃる程。
足湯を本当に心待ちにしてくださるお気持ちが伝わってきます。
とても些細なことかもしれませんが〝一緒に〟している感が、非常にうれしく感じます。
自分たちに役割があること、そしてそれを、自分たちで見つけていくこと。
継続的な活動には、こういった心の変化の受け皿となり、
一歩踏み出すための、きっかけを作ることにもつながるんだと実感しました。