みなさま
RSY事務局です。
この度、台風18号の影響で水害被害を受けた福井県若狭町社会福祉協議会より支援要請があり、RSYでは、なごや防災ボラネット、震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)との連携のもと、災害ボランティア活動資器材の提供と人的派遣を行っております。
昨日より震つなを経由して、神奈川災害ボランティアネットワークの大河内さんが現地入りしました。24日までの活動予定です。
以下、RSY松永からの報告です。
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22日【日】
活動件数 16件
参加ボラ人数 355名
■活動報告
21日に引き続き、資器材やボランティアの送迎等を担当する車両・物資班のまとめ役を担当。車両・物資班8名(内5名が若狭社協、役場1名、近隣応援社協1名、RSY松永)で構成。使用している車は社協公用車が主。役場から運転手付のマイクロバスを借用、その他軽トラックは町の小さな整備工場・議員さんからのご厚意借用することができ、ボラセン・サテライト間に分かれ、必要に応じて人・物を運搬しています。
本部からサテライトまでの移動時間は、野木サテ30分、海士坂サテ15分、西田サテ20分(遠い現場は30分以上)かかります。ボランティアが来る時間帯になる前に、資器材を現場に運搬し、受付・マッチング終了後ボランティアにはそのまま現地に送ることで、現場へスムーズに送迎することができています。
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23日【月・祝】
活動件数 8件
参加ボラ人数 164名
■活動報告
午前は引き続き車両・物資班(8名:若狭社協3名、役場1名、近隣応援社協3名、RSY松永)で活動、午後はその役割を大河内さんへ引き継ぎ、現場回りを行いました。
ボラセンで共に活動を行なっているSさん(ふくい災害ボラティアネット会員)は現場で活動しながら訪問・ニーズ調査を行なっています。21日に孤立している常神半島の手前「遊子」という地区のお宅を訪問すると、若いお母さんAが「これどうしよう」と家の中に溜まった泥を柄杓ですくっていたと話していました。
ボランティアがお手伝いしますよとAさんに話し、ニーズが上がりました。被災状況は、裏山から流れた大量の泥を含む雨水が一軒屋和室(10畳以上)に流れ込んだとのことです。2日間ボランティアが入り清掃を行い、作業完了の報告が上げられていましたが、アフターフォローとして翌日訪問させて頂きました。
「被災翌日に区長を通じてボラセン開設の案内を受けたが、ボランティアにどこまでのことをお願いできるのか分からず、ニーズを出すことができなかった。しかし、ボラセンからSさんが個別に訪問してくれたので、困りごとを相談することができた」とおっしゃっていました。社協から「ボランティアがお手伝いします」というチラシは3つのサテライト付近にしか配布していないため、情報が十分行き届いていない可能性もあり、ニーズの潜在化が心配されます。