東京都大島町(伊豆大島)の現状について(第7報)

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
引き続き、台風26号の被害を受けた東京都大島町(伊豆大島)の
10月24日の現地報告です。

以下、震災がつなく全国ネットワークやRSYと関係の深い加納氏
(東京ボランティア・市民活動センター)からの情報を一部抜粋し、
転送させて頂きます。

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ボランティア活動者数:42名(島内:33名、島内9名)
ニーズ対応:15件(内訳:台風対策14件、環境整備1件)
継続11件、終了4件、残ニーズ26件

<25日のボランティア活動見込>
活動者数:10人~配置予定
ニーズ対応:3件(土のう積みを中心に活動する)

<活動現場報告>
・重機が入って4軒分の主に水路作りの台風対策を行った。
・側溝の片付け、元町2丁目の路地関連の側溝洗いを行った
・岡田地区の現場1件は、台風対策済みで、あとは連絡待ちの状態。
・身内でがんばっているが年配で疲れがたまっているお宅がある。家屋内外の作
業がまだある。明日も引き続き対応予定。

何度も活動に来てくれるボランティアは島民リーダーになれるのではないか。
継続的に関わってもらえるようにして、作業のコツ・ルール・段取りを理解して
もらい、活動終了時の確認(活動終了時の的確なケース判断等)ができるように
現リーダー層が伝えていくことが大事である。

○島民ボランティアは、地域のつながりが強いので、知り合いからのやりたいこ
と・頼まれごとが多く、依頼先以外のお宅での活動も多くなっている。まずは事
故のないように気をつける。そして、やみくもに制限するのではなく、基本的な
ルールを作って臨機応変に対応することが必要である。(例えば、追加での依頼
は必ずリーダーに声をかけるなど。)

<社協関係>
○23日午後、要援護者の島外避難者が実施され、社協では車いすの方7名を岡
田港に移送した。

○要援護者の島外避難では、70名が島外に避難している。

○TVACと調整の上で、「避難先でのお困りの方へのご案内チラシ」を作成し、岡
田港の待合所と乗船前にチラシの配布を行った。15時発の大型船にも自主避難
者が乗っているのでその方にも配布し、残部は東海汽船の乗船名簿記入台に置か
せてもらっている。

<被災者の声>
「このあいだは活動してくれてありがとう。台風が過ぎたら、また様子を見にき
てね。」
「(台風対策の土のう積みが不十分なお宅にお声かけしたところ)消防団の詰所
があり今は置けないのでこうしているの。気にかけてくれて、ありがとう。」
(80代女性のご自宅にて)
「頑張っているね。」「みんなも頑張っているんだから!」(活動しているボラ
ンティアに住民が声こえかけしたところ、ボランティアが返した言葉)
「私は一日手伝えないかもしれないけど、1時間や2時間だったら大丈夫だか
ら!」(ボランティアセンターに立ち寄った女性がスタッフにかけて頂いた言葉)