東京都大島町(伊豆大島)の現状について(第6報)

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
台風26号の被害を受けた東京都大島町(伊豆大島)の10月22日分
の現地報告です。

以下、震災がつなく全国ネットワークやRSYと関係の深い加納氏
(東京ボランティア・市民活動センター)からの情報を転送させ
て頂きます。

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ボランティア活動者数:52名(団体20名、個人32名)
ニーズ対応:9件(泥かき・台風対策、資材整理1件、避難所対応1件)

<23日のボランティア活動見込>
活動者数:20人~
ニーズ対応:台風対策の緊急度の高い3件(内訳:10人+4人+5人)+他

<避難所>、
・日中避難所まわりを行った際は、避難者数はゼロであった。(家屋流出の世帯が避難している役場避難所を除く)

<災害ボランティアセンター関係>
・役場からの依頼により、避難所に安眠セットを配布した。
・個人宅に提供された土のう袋について、泥だしで出来た余分な土のう袋は赤いスプレーでマーキング後まとめておく。活動終了時に、個人宅名と数量を報告するとともに、センターで住宅地図上に記載しておく。
・器材スペースの整理・コンテナの移動を行い、器材スペースが広く使えるようになった。
・一輪車とスコップに大島社協のシール貼りを行った。テントは風が強いときは脚を倒してつぶしておく。
・備品の提供が多くあった。今後、泥だし後のニーズ対応で必要になる物品がある。(園芸用シャベルなど)
・島内から借りている備品は早めに返す。
・23日に受付を担当してくれる島民ボランティアさんがおり、朝から入ってもらう。
<現地の様子>
・消防団の捜索活動が継続される予定であり、消防団の活動がある間は団員のボランティア活動は難しい。
・以前ニーズ調査で回ったお宅で大きな流木があり、車を動かせないとチラシを見て連絡があった。台風が過ぎた週明けから作業か。
・来週に被災状況調査が行われるお宅がある。調査までは作業が出来ない。
⇒ニーズ表の現調ボックスを作成して、ニーズ件数の増加を見越した管理を行う必要がある。
・民生委員に島外ボランティアが宿泊できる空き家がないか確認したところ、何軒か提供頂けそうな声を頂いた。
・元町以外に泉津地区3件、岡田地区1件。また、泉津地区でトタンが飛んだのが1件という連絡がきている。
・23日予定の要援護者の島外避難について、東村山市社協に連絡をとったところ2時間で調整をとってくれたケースがあり。
<被災者の声>
「これまで夢のような感じだった。(→状況を伺うと、ボランティアが入るまで気を張っていたようである。これからは、現実と向き合うことになると感じている様子。)」
・自分が被災した当時の状況を何度も繰り返し話す方がいた。