みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
11月23日(土)にRSY758主催の「帰宅困難ウォーク」を行いました。当日は天気にも恵まれ、絶好のウォーキング日和でした。ご参加いただいた方は、スタッフ含め総勢18名。中には小学生や妊婦さんの参加もあり、老若男女和気あいあいと行いました。
今回の帰宅困難ウォークは、名古屋市港防災センターに集合し、防災センター見学後、A・Bの2チームに分かれ、ゴールである金山駅を目指します。集合場所である名古屋市港区は、南海トラフ巨大地震の際、津波の被害も予測されている地域です。
まずは港防災センターの見学からスタートしました。災害や防災を知ること・体験することができる施設です。
http://www.minato-bousai.jp/
様々な展示品を見ながら、地震体験や煙道体験、伊勢湾台風の再現映像など、帰宅困難になる前に想定される被害を体験しました。地震体験では震度7の揺れを体験しました。揺れが来るとわかっていてもその恐さは計り知れません。説明を聞いている時は笑顔でしたが、揺れ始めると強張るみなさんの顔が印象的でした。
港防災センターを見学後、いよいよ帰宅困難ウォークの開始です。今回は、国道を北上し、熱田神宮横を通り、金山駅を目指すAコースと、市営地下鉄名港線沿いを北上し、金山駅を目指すBコースが設定されました。
また、道中では「家族と安否確認してください」や「ケガ人がでています」、「雨・雪が降ってきました」や「一人で寂しいです」など、16個の質問が用意されており、その時どうするか、何が有効か、どう情報を得るかなど、参加者同士が話し合いながら一歩一歩ゴールを目指しました。
歩いている途中で発見したものは・・・
「災害時帰宅支援ステーション」
各社コンビニエンスストアの一部店舗が指定されており、災害時に帰宅支援マップの掲示・配布、トイレの使用、飲料の配布など、各店舗で対応は異なりますが、帰宅困難時の手助けをしてくれます。参加者からは「こんなのあるの!?知らなかったー」、「定員さんに詳しく聞いたけど、あまりわかってないみたい・・・」という声もありました。
「海抜○メートル表示」「津波避難ビル指定マーク」
特に海岸線近くや津波被害が予測される地域では気になるところ。休日ということもあり、避難ビル指定されている会社の出入口のシャッターが閉まっているところもチラホラとありました。
「災害時飲料提供自動販売機」
災害が起こった際に、無料で飲料の提供をしてくれる自動販売機です。公道で一台、企業の建物内に一台見つけました。まだあまり多くは普及していない様子です。地震の際には便利な機能ですが、逆にしっかり固定していないと転倒し凶器に成り得る場合もあるので、避難時は注意が必要です。
「震災時給油可能サービスステーション」
震災時に給油のために解放してくれるガソリンスタンドです。しかし無料ではなく、あくまで有料とのこと。
他にも参加者からは・・・
・電柱が倒れてきたら心配
・いざとなったら高速道路にのぼって逃げます
・バス停の待合場所って倒れてきそう
・歩道に自転車が多くてなぎ倒されたら歩く場所がなくなりそう
・避難時に火災が起きたら、まずは声かけが大切
・緊急時の集合場所は、小学校だけでなく、校庭内のココ!と詳しい場所まで決めてます
・職場での備えも必要だと感じた
などなど、それぞれの視点でご意見をいただきました。
みなさんの職場や通学路、ご近所などまちの様子はどうでしょうか?これを機に、ご自身の生活圏内を一周してみるのもいいかもしれません。今後も帰宅困難ウォークは、頃合いをみて行う予定です。ぜひご参加ください。
今後もRSY758ではボランティアが中心となり、防災や災害に関する楽しい、ためになるイベントを企画していきます。RSYホームページやfacebook(RSY758で検索)などで情報発信していきますのでぜひご覧ください。
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★11月27日(水)、12月4日(水)19:00~
「ボランティア大交流会」実行委員会打合せ
昨年に引き続き、来年3月21日(金・祝)に大交流会を行います。
当日参加も含め、楽しい企画を委員会方式で話し合い企画中です。
ぜひ、実行委員メンバーとして、一緒に企画・運営しませんか?
★12月18日(水)19:00~
RSY758「12月定例会」
初めての方でもご参加いただけますので、ぜひ足をお運びください。
一緒に防災を考える仲間がたくさんいますよー。
★12月19日(木)19:00~
RSYdeないとVol.1「RSYができるまで」
代表理事の栗田がお話いたします。
少人数でじっくり話を聴くチャンス!RSYのはじまりがここに。
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2013/10/rsydenight1113-1219.html
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