【第2報】徳島県海陽町・兵庫県丹波市へのRSYにおける支援について

皆様

お世話になります。RSY浦野です。
22日より丹波市災害ボランティアセンターへ派遣されている松永(RSY七ヶ浜スタッフ)と、
23日に海陽町で行われた生活復興支援プログラムに派遣した高木(RSY名古屋スタッフ)
より報告が入りましたので、お知らせします。

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8月24日(土)兵庫県丹波市水害支援報告
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▼本日の動き
・徳島で使用されたボランティア活動資器材を丹波市へ転送。受け入れ完了。
・市島サテライトにてボラセン運営サポート(RSY・ピースボート・とちぎVネット協働)
・現場視察(現場資器材不足を調整しながら現場回り)
・今後の支援体制について打ち合わせ

▼ボラセンの様子
・ボランティア活動人数1324名(個人317名、団体1007名)

▼住民の様子
・被災後、初めてボランティアが入った地区もあり、また大量のボランティアが来て作業を
手伝ってくれるので、ボランティアと一緒になって汗をかき、泥かきを行う住民がほとんどで
した。「ボランティアに任せて、休んでくださいね」と話すと、「ありがとう」といって作業に戻
り、せっせと家の片づけに追われ、ゆっくりしていられないという印象でした。被災一週間
で気を張って疲れが見えにくくなっていますが、週明けボランティアが減少し、ホッとついた
ときに疲れが出ないか心配となりました。

・自宅敷地から出した泥の回収について、「せっかく泥出しをしたのに、雨が降ったらまた
敷地内に入ってくる。業者に回収を頼んだのにまだ来てくれない」という奥さんに対して、
「いろんなところに(泥の回収に)行かないといけないから、すぐには来てくれるわけない」
という旦那さんと口喧嘩をしている夫婦(年配)もいらっしゃいました。奥さんに声をかけると
「今まで生まれて以来、こんな災害にあったことがない。お父さんは自分の家よりも他人の
家が先。喧嘩しちゃいけないね」と話していました。

▼備考
・災害ボランティア救助活動車両の高速道路無料措置
http://www.city.tamba.hyogo.jp/site/tanbagouu20140816/kousokumuryou.html

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8/23(土)海陽町社協主催「瀬戸物バザー&ミニ喫茶」無事終了
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当日は、海陽町社協、徳島県社協、地元中高生、NPO法人徳島防災ネットRSYスタッフ・
ボランティアの計22名で運営に当たりました。

1日2会場での開催でしたが、一回目、二回目とも大勢の地元の方にお越しいただき、瀬
戸物バザー、喫茶とも終始賑わいを見せていました。

瀬戸物を購入された方の中には、「食堂を経営していたが、浸水で食器が浸かってしまっ
た。お店を再開するために準備を進めており、定食とかも出していたため、同じお皿が複数
ほしいと思っていた。」と話され、コンテナ一つ分もの瀬戸物を購入されていく方もいらっし
ゃいました。

また、ご協力頂いた皆様の「応援の気持ち」も一緒にお届けできたことで、住民の方々に
も沢山の笑顔が生まれました。

売上の約40,000円は海陽町社協に全額寄付し、復興支援活動に使って頂きます。

詳細は、後日ブログやML等で報告させて頂きます。
ご協力頂きました皆様に心からお礼申し上げます。

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被災地支援活動募金にご協力ください!!
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以下の方法で募金・寄付を募集しております。
7月~8月にかけて発生した台風・大雨被害の被災地支援活動募金です。みなさまのお気
持ちをRSYの活動を通じ届けさせていただきます。

<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※お名前の前に「カツドウキフ」とご入力ください。

<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「カツドウキフ」とご記入ください。

<クレジット>
URLよりお願いいたします。https://mp.canpan.info/rescuestockyard/