みなさま
いつもお世話になっております。RSY事務局です。
福島第一原発事故で被災した子どもや住民の生活や健康を守るための法律「原発事故子ども・被災者支援法」。
復興庁は7月10日、基本方針改定案を公表し、現在、広く一般からの意見(パブリックコメント)を募集しています。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=295150710&Mode=0
支援法は「避難する権利」を認めた画期的なものですが、今回の改定案では、
「放射線量は発災時と比べ大幅に低減し、避難する状況にない」と明記されています。
つきましては、この問題に多くのみなさまの関心をお寄せいただき、
パブリックコメント提出にご協力いただきますようお願いいたします。
『原発事故で被災した方々を応援したいけど、支援法について詳しく知らないし、
パブコメもどうやって提出するかわからないな~』という方もいらっしゃるかと思います。
そういった方は、兵庫県の弁護士の方がフォームを作成してくださっていますので、
内容をご確認いただき、ご賛同いただける場合、名前だけ追記しフォームに記載されている
復興庁のファックス番号に送信すればOKです。
※フォームはこちら→ PDFバージョン Wordバージョン
※意見欄は書き直していただいても大丈夫とのことです。
パブリックコメントは1人でも多くの方々からの声が必要です。
締め切りが8月8日午後5時に迫っています!
みんなで大きな声をあげていきましょう!!
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≪報告≫支援法勉強会を実施しました
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支援法の基本方針改定を受け、7月31日(金)に、支援法の立法化に尽力された
谷岡郁子元参議院議員を講師としてお招きし、支援法の本来の精神を学び、
今回の基本方針改定についてみんなで考える勉強会も開催しました。
40名の方々にご参加いただき、以下のようなご意見・ご感想をいただきました。
・福島から避難して来られた方の話を聞く機会があり、同じ子を持つ母として、自分に近い問題としてこの問題をとらえるようになり、今回の勉強会に参加した。自分にもできる事を、と思っている。
・支援法がつくられた経緯が大変良くわかった。この支援法を真に被災者のためになる様、少しでも努力していきたい。
・パブリックコメント、必ず出します!!
中には「内容が複雑で、時間内によく理解できなかった」とのご意見もあったので、
支援法や基本方針について、もっと知っていただける機会が必要だと感じました。
今後も、被災当事者の方々、みなさまと一緒に考え、行動していきたいと思います。