みなさま、お世話になります。RSY七ヶ浜事務局槙島です。
今年も海開きがされず、防潮堤等の工事中のため、まだ「海は危ない」とされていますが、七ヶ浜の魅力といえばやはり海!と町民は声を揃えます。
町内の子どもたちが実際に七ヶ浜の海に触れ、様々な経験をする中で自然の大切さ・自分の町の魅力を再認識してもらうきっかけになれば、と
今年5月から始まった「きずな号で七ヶ浜を学ぼう!」、先日10月10日と17日、2週に分けて第3弾「ハゼ釣りをしよう!」を開催しました。
今回で3回目ですが募集が始まると毎回参加してくれる子はすぐに申込をしてくれて、3回目となれば自分の釣竿を持って参加する子も・・・!
この企画を通して釣りをするようになって、自分で竿を買って、お父さんやおじいちゃんと釣りに行くようになった子もいました。
そして回数を重ねるごとに、七ヶ浜町の中学生や20代の若者等がボランティアで運営のお手伝いをしてくれるようになってきました。
漁港に行く前のオリエンテーションもリピーターの子のおかげでスムーズです。
約束事やグループ分け、自己紹介をしたらさっそく漁港へ!
今回もグループに分かれて師匠に教わりながらしかけ、えさをつけられた人からスタート!
すぐに、「釣れたよー!」とあっちからもこっちからも。
10月は釣りするにはもってこいのいい季節だと言われていたので子どもたちもワクワクしながら、じっと待ちます。
企画名のとおり、ハゼが釣れるシーズン。岸壁からでも少し小ぶりですが釣れました!
お正月の仙台雑煮は具沢山で有名ですが、そのお出汁はハゼでとるのが東北風。
ハゼを焼いて干して・・・年末になるとデパートでは必ず売られているし、とても高価なもの。東北ならではのご馳走なんです。
そんなおはなしも聞いて、楽しく釣っただけでなく少しお勉強もして。
10日はなかなか見れない新しい船のお披露目、進水式でたくさんの人が漁港に集まっていました。みんなで一緒にお金や餅まきに参加!
たくさん飛んでくるのでみんな必死にキャッチ!思わぬお楽しみ、貴重な経験でした。
お昼は自分で釣った魚をからあげにしていただきます。
自分で釣った魚、みんなで協力して釣った魚のお味は格別、
普段はあまり魚を食べない子も「僕が釣ったやつ!うまいっ!」と満足げ。
漁港で熱々をみんなと一緒に食べるからまたいいんですよね。
今回は過去2回に比べものにならない釣果結果に楽しさも倍増でした。
釣れれば釣れるほど、釣れなければ悔しくて「またやりたい!次はいつ?次やる頃は何が釣れるの?」と釣りを通して、
海の楽しさを感じ、地元で獲れる海産物への興味が沸いているようでした。
《参加者の声》
・きずな号での釣りは初めてだったけど、皆で協力して餌をまいて釣って楽しかったです。メバルをはじめて食べたら、あつくてさくさくしてとても美味しかったです。(小5男子)
・目標の三匹はつれなかったけど大きいカレイがつれて良かったです。自分で釣ったカレイはとてもおしかったです。いつもの2倍美味しかったです。また行きたいです。(小5男子)
・今回は、全員が釣ることができていいと思いました。自分で釣った魚を自分で食べるのは楽しかったです。(小5男子)
《保護者の声》
・みんなで一緒に釣ると色々な魚が見られて良かったです。
・40数年(小学生の時)振りに、しかも地元菖蒲田浜で釣りをすることが出来、大変楽しく過ごすことができました。子どもが望めば個人的にまたやりたいと思います。
・餌が付けれなかったり、困ったことがあった時など助け合っていた姿が見られて良かった。