みなさま、いつもお世話になっております、RSY七ヶ浜事務局です。
昨年大好評だった朝日町宿泊企画!
今年は朝日町に着いてすぐに川へ!朝日町の夏の一大イベントである渓流まつりに参加してきました。ヤマメなどの川魚が放され、捕まえた魚はその場で食べられるというお祭り。
「ほら!そこそこ!そっち行ったよ!」と声をかけますが、動きがすばやく逃げられます。みんなで作戦を考えて追い込んで捕まえるなど、協力しながら楽しみました。
思いっきり遊んだ後は、すぐ近くのハチミツの森キャンドルさんで蜜蝋キャンドル作り。去年も参加した子達はすっかり慣れた手つきでバージョンアップしたキャンドルを作っていました。「ママ、こういうの好きなんだよね。もうすぐ誕生日だし、プレゼントにしよう。」という素敵な声も!作った一つに火を灯して空気神社でキャンドルナイト。
空気神社とは…古来、万物を生成する根源は五行(木火土金水)であるとされており、この5つの働きを包容し、この世に生きるものの生命を保持、形成を促すのが空気である。その空気の恩恵を忘れないように、と空気を奉った神社で、四季折々の自然を映し出す鏡があります。
そんな空気神社でキャンドルに明かりを灯すと、自分たちの姿が鏡に映り、いつも賑やかな子ども達も穏やかに灯りを眺めていました。キャンドルの火を消してみると満点の星空と、うわうわと飛んできた蛍が映りこみ、とても幻想的な空間でした。
2日目は早起きして朝ごはん作りから。みんなで手分けして、調理から後片付けまで。
朝ごはんを済ませたらミツバチ博士の安藤さんと朝の散歩。
山の中の中を歩きながら「これは漆です。この葉っぱを見たら要注意!かゆくなるからね!」「こういう葉っぱは笛にもなるんだよ」と、今まで知らなかったことに子ども達は「あ、漆があるから気をつけて!」と声をかけたり、散歩が終わるまで笛を吹いて歩いたり。そして散歩はミツバチ観察で締めくくり。
ミツバチの巣をみせてもらって、蜂蜜を巣からスプーンですくって食べさせてもらったり、貴重な経験ばかり。いつもと違う山の楽しみを知ったようでした。
最後はBBQ!自分たちで火をつけて、野菜も切って、最後はおなかいっぱいになるまでスイカを食べて大満足。しっかり楽しんだ後は皆で一番印象に残ったこと、今度はこんなことをしたい、等それぞれ絵を添えながら振り返りを。
《参加者の声》
・川遊びや森歩きなどを通して朝日町のいろいろなことを学びました。(漆という木は触るとかゆくなる、オスの蜂には針がないから刺さないなど)次は朝日町で有名だと聞いていたリンゴについても学びたいです。(小6男子)
・川では魚を捕まえて楽しくて、キャンドル作りでは思うようにできなくて大変で、蜂蜜をなめて甘すぎて苦く感じました。次回は川で魚釣りをしてみたいです。(小6男子)
朝日町には、七ヶ浜にはあまりいない虫がいたり、朝晩の寒暖差など、1泊2日という短い時間の中で、山と海の違いを肌で感じ、興味を持ち、「朝日町ではリンゴが有名だとわかったし、次はリンゴもぎもいいなー」と今後の期待も話してくれました。
昨年から続く朝日町との交流企画ですが、震災後からたくさんご支援してくださった朝日町の皆さまとの繋がりを絶やさず、今後も交流を続けたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。