みなさま
お世話になっております。RSY事務局です。
大分県日田市に派遣している松永は、本日、 日田市災害ボランティアセンターの立ち上げサポートと、 避難所の巡回を行いました。その際、震つな発行「 水害にあったときに」~浸水被害からの生活再建の手引き~ を持参し、出来る限りお一人ずつ手渡しでお届けしました。
この冊子は、福岡県朝倉市、大分県日田市、 中津市などの被災当事者からも、直接、 入手希望の要望を頂いています。 震つな事務局にお問合せ頂いた方の中には、「 ショックはこれからが大きくなると思いますが、 立ち上がっていくためにも今のうちから準備だけはしておきたいと 思っております。」とのコメントも寄せられました。この冊子が、 被災された方々の生活再建に向けた一歩を、 少しでも支えられる存在となればと願います。
また、RSY代表理事・ 栗田が代表を兼務する全国災害ボランティア支援団体ネットワーク (JVOAD)では、明日、 福岡県庁にて支援団体の情報共有会議を開催する事になりました。 これに合わせ、栗田と震つな事務局長・松山も福岡入りします。
以下、松永からの報告です。
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▼日田市内避難所の様子
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松永は市内4つの避難所を巡回。 生活状況や住民の皆さんの心情をヒアリングしました。 今回の災害は被害が大きいため、 避難所生活の長期化が予測されます。
【主に小野地区の方々が避難】
・小野地区は土砂崩れが発生し、住民がヘリで救出された地区。
・避難所は、公共施設「アオーレ」と三和小学校の2箇所。
・アオーレはエアコン完備に対し、 三和小学校はエアコンが無いため、蒸し風呂状態。 暑さ対策が当面の課題。
・食事は行政から弁当の配給があり、 自衛隊も仮設風呂を提供し始めた。
・寝具はキャンプ用の銀マットを使用。 空気を通さないこともあり暑さが増すとの声もある。しかし、 盆地なので日中は暑いが、夜間はかなり冷えるため、 冬用の毛布も支給されていた。
・ 地域のリーダー役が行政と連携をとりながら運営に当たっている。
・今後避難所の統廃合が考えられるが、 このタイミングで親戚の家などに移住するか、 統合先で避難生活を続けるか悩むという声も多い。
・大分県医師会や保健師も丁寧に巡回している。
・着の身着のままで避難しているため下着類や靴、 サンダルが不足。周辺地域の事業所は開いているものの、 あまり現金を持ち出していない方や移動手段がない方が不安の声を 上げていた。
【主に大鶴地区、夜明地区の方々が避難】
・2つの地区は隣接しており、土砂災害が一番大きかったエリア。
・大鶴公民館、大明小学校、大明中学校難所として開設。
・日中は洗濯などで一時帰宅している人もいたが、 新たに山のひび割れが発見されて、緊急の避難指示が発令。 これにより山沿いの地区は完全に立ち入り禁止となった。
・「3日経ってそろそろ家に戻ろうと思っていたのに、 出鼻をくじかれた。近くにもう一つ崩れそうな山がある。 月曜日から小中学校は授業を再開するとしているが、 自分たちはこのまま体育館にいてよいのか・・」 と不安と苛立ちを募らせる男性もいた。
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▼日田市災害ボランティアセンター開設サポート
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昨日名古屋から搬出したボランティア活動資器材が無事に届き、 ボランティア受け入れの準備とニーズ調査をサポートしました。
・設置者:日田市社会福祉協議会
・開設場所:日田市総合保健福祉センター(日田市上城内町1- 8)
・活動内容:一般家屋の泥だし、家財の搬出など
・ボランティア募集対象:県内
※ 本日100人以上のボランティアが集まり活動が開始されました。
★「日田市災害ボランティアセンター」 の特設ホームページを開設しています。
・日田市社会福祉協議会Facebook
・日田市災害ボランティアセンターホームページ
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▼募金1日目が終了しました(報告:林)
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本日13:00~15:00の2時間、 ナナちゃん人形前と交番前の2箇所で街頭募金を行いました。 30度を越える暑さの中での活動でしたが、 22名の方々のご協力があり、85, 787円の募金が集まりました。
急な呼びかけにもかかわらず、 お忙しい中ご協力いただいたみなさま、 私たちの活動に大切なお金をご支援下さった皆さんに心から感謝致 します。本当にありがとうございました。ご協力頂いた寄付金は、 現地での情報収集や、 被災地の方々の生活支援のために活用致します。
★活動の様子はブログと合わせてご覧ください。(写真掲載あり)
明日も以下の時間帯に街頭募金を実施いたします。 引き続きみなさまのご協力よろしくお願い致します。
・7月9日(日)10:00~12:00/13:00~15: 00
※帰りの荷物運び・ 募金額の集計もお手伝いいただけると有難いです。
【実施場所・その他】
・場所/名古屋駅ナナちゃん人形前
・内容/平成29年九州地方豪雨 被災地支援活動募金
・連絡先/090-5000-8386(RSY林)
①お名前:
②連絡先(できれば携帯電話):
③参加可能日時:
④参加人数(代表者が申込む場合):
※大雨・洪水・暴風・ 大雪いずれかの警報が出ていたら中止とします。
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▼震つなより
「「水害にあったときに」~浸水被害からの生活再建の手引き~
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水害にあってから再建までにやるべきことの手順が分かりやすく丁 寧に書かれています。被災された方々も、支援者も必見。 できるだけ早く避難所、 在宅避難者の方々の手にお届けで居るよう、 社協や支援団体らと協力して配布します。
★震つなブログに掲載しています
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▼募金は随時受け付けています
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<クレジットカード決済>
URLよりお願いいたします。
「都度寄付」よりお申し込み下さい。
※団体へのメッセージ欄に「活動寄付」とご記入ください。
<銀行振込>
三菱東京UFJ銀行 本山支店 普通3505681
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
00800-3-126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※通信欄に「活動寄付」とご記入ください。